割烹の宿 美鈴
2018年 05月 08日
2018年のGWに紀伊半島へと行った時に泊まりました。これで3度目の訪問です。
2018.05.03(木)
割烹の宿 美鈴 さんで頂いた食事を載せました。
宿に泊まった時の食事だけに特化したページを作ってみました。
普段は旅行記的なものの中で流れの中に纏めてしまうのですが、
ここの食事があまり美味しくて勿体ない!?のでこのようなページにしてみました。
使ったカメラは一眼レフ(キヤノン EOS5D2 古っ) と スマホ (iphone6 こちらも古っ) です。
一眼レフは芸術作品っぽく撮るには良いのですが、良く見てみたいとなると見づらい(自分がへたくそ)ので
両方で撮った写真をを混ぜ込みました。
鮮明に見える方が Iphone6 です。
まぁ、どちらもお好みかと・・・
宿に着いて最初に出して頂いたお茶菓子です。
食事は18:30からです。客室ではなく階下の食堂にて。
すぐ脇に板場があるので、出来た食べ物がすぐに出て来ます。
客室は全部で4室ですが、この日は2人のお客さんが2組、2+2=4人のお客さんでした。
宿のスタッフはご主人と奥様、息子さん夫婦、そしてもう一方いらっしゃいました。
8人の客に対して5人のスタッフという、非常に贅沢な人員構成です。
以前は座敷に座布団敷きでしたが、卓になっていました。自分も歳を取ってきたのでこちらの方が楽かも・・・
食前酒です。
箸置きの下に敷かれています。
前菜というかお通しというか・・・多種な珍味が盛りつけられています。
いつも酔っぱらって説明して頂いたことを忘れてしまうので、今回はメモを取ってみました。
といっても書き切れていませんが・・・
真ん中の白い小鉢はマンボウでした。
上から時計回りに サザエ・魚の胃袋・卵・キモ・手前がプチトマトを加工したものです。
サツマイモ・ぶり白子・蛸(忘れました)と戻ります。
さくらんぼは庭先にて育ったものです。
自分が到着した時に採っていて、部屋で食べるようにとたくさん頂きました。
あっ、ここに出てくる料理は基本的に2人分です。(汗) このお皿は一人一枚でしたが・・・
左側(6時~12時)の拡大です。
ここの宿のひとつのウリであるからすみです。
拡大です。上のヤツが普通のからすみ。 手前左が白ワイン漬け・手前右が赤ワイン漬けだそうです。
これを合わせて頂きました。敷いてある葉っぱはどれも奥様が採ってこられたものだと思います。
宿の隣にもうひとつの建物があって、そこにからすみ工房と書かれています。
ご主人は有名料亭で修行をされた方のようで、その確かな腕でからすみを造られているようです。
そもそも日常からすみなどというものを食べる生活はしていないのですが・・・
これを頂いてしまうと他では食べられなくなってしまいそうです。
このもずくは一番のオススメと言われました。歯触りにコシがあります。
座った目の高さから改めて・・・
最初に来た時見てびっくりしたお造りです。
外のぐるりの薄造りはひらめとぶりてでした。
ポン酢で食べるのをお薦めされていました。
真ん中の白いのはマンボウ・そして左にガスエビ・やどかりでした。
やどかりというものをお造りで食べられるなどということは、ここに来るまで知りませんでした。
エビとかにの中間のようなねっとりとした食感がステキです。
なんとびっくり伊勢エビの握りです。もう一種類はイカでした。
別アングルから・・・
以前ここでウニを頂いた時は何10個分?かというバフンウニを頂いたのですが、
今は別の漁の最中でウニを採ってもらえないとのことから、息子さん自らが赤雲丹を採ってこられたようです。
「味に問題はありません!」と強く言って頂けました。
いやいやなんともステキなことです。
美味いっ。
伊勢えびとイカの握りをアップで。
ビールは食事前に仮眠をする前、一本開けたので日本酒を頼みました。
銘柄は聞きませんでしたが、常温で2合です。
おちょこは何種類かの中から選べるのですが、たぶん以前と同じものを選んだようです(笑)
人間の趣向ってのは変わらないようで・・・
たぶん鯛!?のアラ汁です。
先ほどお造りで頂いたやどかりを揚げたものです。味はご想像の通り。ポリポリ頂きます。
伊勢エビの頭・手足!?をあらためてボイルしてくれました。
ちょっとしたカニ喰い的動作!?が楽しました。
茄子の上に八丁味噌が掛けてありました。
上の緑色はひじきでした。下に山の幸が入っていましたが失念・・・
まだまだ出てきますよっ。
こちらは石焼きで頂きます。
アワビ・いか・蛸でした。
どれも生のまま食べられる新鮮な素材をあえて焼いて頂きます。
う~ん。
手では触れられない石です。
iphoneで撮った方が見やすいなぁ。
どちらも瑞々しい。
ちょっと歯堪えのある締まった食感、たまりませんっ。
そしてこちらはしゃぶしゃぶで・・・
鯛とオコゼと仰っていました。
いゃあ、もう何と言ったらいいのか・・・
出汁を取っているのはカワハギでした。
シイタケ・ネギを先に投入して しゃぶしゃぶ・・・と
写真は撮っていませんが(汗)
うどんがありました。
投入っ!
非常に上品な出汁でした。美味いっ。
ちなみに出汁を取ったカワハギをそのままにしておいたら、ご主人に「一番美味しいのに勿体ない」と怒られました(笑)
ご飯も頂き雑炊にしても頂きました。
お腹が弾ける寸前まで頂きました。
全ての食材が美味しくて、いつも食べているものと名前は同じだったとしても味は別物でした。
自分は基本的にはグルメといえる世界からは遠い人間だと思っているのですが
ここに来て海産物に対する認識を改めました。
言い方を変えると、ちょっとやそっとでは驚かなくなってしまいました。
果たしてそれが良いのか悪いのかはわかりませんが・・・
そしてデザートを頂きます。
素晴らしい食事を堪能しました。
どうもご馳走様でした。
あっという間に約2時間をかけての夕食がおしまいになってしまいました。
明けて朝ごはんで~す。
朝風呂を頂きました。
8:00から夕食と同じく、階下の食堂で頂きます。
美鈴さんは朝もまたすごいのです!
煮物
和え物
お漬け物も美味しいですっ。
朝からカツオの刺身です。
干物っ。
そして・・・ここならではの からすみパウダー。これだけでご飯が何杯も頂けます。
こんな感じです。
実際におひつのご飯を食べきってしまいました。
何杯食べたのだろう??
この中に湯豆腐が入っていました。
水が良いところの豆腐は美味しい。
左 烏骨鶏 右 名古屋コーチンだそうです。
割ってから並べたのは逆でした(汗)
TKGです。また醤油が良いお味でした。
デザートはりんごとヨーグルト。
朝からしっかりと頂きました。
部屋に戻ってくつろいでいるとコーヒーを出して頂きました。
割烹の宿 美鈴 さん。
大満足の一泊でした。
Commented
by
PIAA
at 2018-05-09 00:19
x
こんな豪華な食事食べたこと無いです
流石、割烹の宿ですね
一度は食べてみたい
流石、割烹の宿ですね
一度は食べてみたい
0
Commented
by
chage_diary at 2018-05-09 11:48
自分はここに来てからというもの、海産物に対する概念が変わってしまいました。
宿代は安いとは云えませんが、普通の温泉旅館の倍まではしないので騙されたと思って一度は行ってみて下さい。旅全体に掛かるお金からすれば「ちょっとだけ背伸び」です。
帰ってきた直後でもまた行きたくなるなんて・・・スキーみたいです(笑)
宿代は安いとは云えませんが、普通の温泉旅館の倍まではしないので騙されたと思って一度は行ってみて下さい。旅全体に掛かるお金からすれば「ちょっとだけ背伸び」です。
帰ってきた直後でもまた行きたくなるなんて・・・スキーみたいです(笑)
by chage_diary
| 2018-05-08 23:16
| お出かけ
|
Comments(2)