2017 夏 北海道 その4 (8/24 (2日目の2))
2017年 12月 26日
増毛の国稀酒造前にて。
2017.08.24(木)
浜益で時差ボケ解消!?の朝寝をしたあとは、引き続きR231で留萌を目指して北上します。
浜益から雄冬にかけての区間は良くこんなところに道路を作った・・・という感じです。 8:16
シェルターは新しくなり・・・
現在も改良工事は続いています。
この先の岩のところには以前掘られたトンネルが路肩に残っていたりします。
シェルターの上には崩れた土砂が積もって行きます。
今更ですが、日本の土木技術はすごいと・・・
雄冬岬を過ぎて、平坦な土地を走るようになりました。増毛まではもう少しです。
写真のデータでふり返ると浜益からはたったの30分しか経っていませんが、内容が濃い!?区間でした。 8:45
増毛に到着しました。いつの年に来ても、朝イチで小樽を発ってここに来るまではほぼ同じ道程です。
まだ営業開始前!?の国稀酒造前にクルマを停め、写真を撮ってみます。
國稀酒造株式会社(くにまれしゅぞう)は、北海道増毛郡増毛町の清酒製造・販売を行う酒蔵。
1882年(明治15年)創業。1902年(明治35年)丸一本間合名会社創立、2001年(平成13年)10月1日、「丸一本間合名会社」から「國稀酒造株式会社」に法人格及び社名を変更。初代は本間泰蔵。『國稀』『北海鬼ころし』が主力商標である。
南部杜氏の流れを汲み、昔ながらの製法を守る蔵であり、暑寒別岳山麓からの良質な天然水に拘った酒造りをしている。現在、造り酒屋としては日本で最北に位置する。
高倉健主演の映画『駅 STATION』のロケ地ともなった。
~「明治時代の景観を残したい」こだわりが評価~
国稀酒造の建物は、2001年第1回北海道遺産に選定された「増毛の歴史的建物群」を構成する建物の一つで、JR増毛駅前から続くふるさと歴史通りの中にあります。
老朽化に伴い2000年から4年間かけて改修・新築した工場や倉庫・社屋は、既存の古い建物と調和することを第一に心がけました。その結果、古さを形成に生かし、後世にに残そうとしている姿勢が高く評価され、平成17年度「北海道赤レンガ建築賞」を北海道より授与されました。古き良き時代を思わせる増毛町の町並みの中、石造りの蔵の中で、ふと懐かしさを感じていただければ幸いです。
いつも営業が始まっていれば寄ってみたいところなのですが・・・
自分にとっての増毛は朝の街なのでしょうか!?
そしてここからほど近い増毛駅に行ってみます。
ここは自分的には定点観察!?的な場所ですので、何か無い限りは休憩場所として毎回寄っていました。 8:50
到着・・・というよりすぐ前ですが。
増毛駅はつい先日の2016年12月に廃止になってしまいました。
・・・とはいっても今まで自分は汽車が停まっている光景は見たことが無いのですが・・・
増毛駅(ましけえき)は、北海道増毛郡増毛町弁天町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅(廃駅)である。
2016年(平成28年)12月5日 - 留萌駅 - 当駅間の廃止に伴い廃駅。なお、廃止後10年間は、JR北海道は増毛町に対し、路線バスが走らない早朝や夜間に代替利用される乗り合いタクシーの輸送経費を支援、さらに増毛駅舎などを町に無償譲渡し、周辺整備費の一部を支援することとしている。
線路もホームも待合室もそのまま残っています。
いつ汽車が入って来てもおかしくない感じですね。
駅前の旅館・・・たぶん営業はしていないかと。はそのまま残っていました。
そして駅前にはバスがっ・・・時代は流れているのですね。
これで増毛の街を後にしてしまうわけですが、この風情のあるところには
いつか泊まってみたいと思いつつ、いまだに叶うことがありません。
R231に戻り北上・・・
あっけなく留萌に到着しましたが、今日は時間が掛かっているので駅にも寄らずスルーです。 9:16
ここを左折で・・・羽幌・稚内という地名が出ています。
今日の天気予報では、この後は雨が降ります。
というか、以前よりスマホで詳細な予報が見られるようになったのですが
これから北上する先は注意報ではなく、警報が発令されています。
どのようになるのだろう・・・と思いつつ、先を急いでみることにします。
何があるかわかりませんから。
先の方は雨が降っているように見えます。
留萌から20分も走らないうちに雨の中に突入しました。 9:34
降っています。 10:02
そしてだんだんとひどくなります。
このダンプとは30分以上ランデブー 10:29
R232は沿線にそう大きい街があるわけでもないので、
クルマの通行量は多くありませんし信号もめったにありません。
ですので、一度繋がってしまうと追い越すことでもない限りずっと一緒に走り続けることになるのです。
このダンプの前にも何台かが連なっているので、この荒天のなか無茶もしたくはありません。
この雨の中を走るツーリング中と思われるライダー クルマでも走りずらいのに・・・
基本ペースの違う車両に対しては道を譲ります。
それにしてもひどい雨でした。途中ワイパーを最速にして使用したり、
路面には水が貯まっているところがあったりと、さすがに警報発令中の天候でした。
ちょっと雨足が弱くなったところで、道の駅☆ロマン街道しょさんべつで休憩をとったりしています。
8月といってもこの天候の道北は夏という感じではありませんね。
肌寒いまではいかなくても、涼しかったです。
だいぶ前が見通せるようになりました。 10:41
遠別の市街を通過します。 10:57
遠別の市街を通り過ぎてしばらく走った後、国道と併走している道にふらりと迷い込みます。
この先のサロベツ原野も大好きな場所なのですが
この辺りの海岸に近いところも良いと伺ったことがあるものですから・・・
基本裏道好きなのもあります(汗)
たぶんウツツ川を渡って、その先のパロマウツナイ川の辺りを河口側にテキトーに入っています(汗)
基本的には周囲に何も無い道です。牧草地なのでしょうか。 11:06
と思って走っていたら、牧草ロールが積み上げられていました。
自分、牧草ロール好きだったりします(笑)
いちばん最初に北海道に渡った約30年前・・・チャリンコで疲れ果てていた時、目の前に突然現れました。
内地には無いものでしたので、その時のインパクトの強さがいまだに記憶の中から消えません。
天気が悪いので荒涼とした海との組み合わせに黄昏れます。
同じ場所ですが・・・
道道106号よりマイナーでいいかも。
あまり住宅もないところなので、そもそも対向車などというものが来ませんでした。
いゃあ、道北に来たなぁ・・・と全身で実感しています。
そして自分的にはいちばん嬉しい「梱包前の牧草ロール」をみつけました。
変ですが・・・ いいですっ。
という感じでクルマをしょっちゅう停めているので、前に進みません(笑) 11:15
突き当たりがダートになっていました。以前のクルマでしたら構わず入ったのですが・・・
・・・ということで、しばらくさまよってから国道に戻りました。
こういう道草!?は大好きです。一応目的の方向にも進んでいますし・・・
手塩の市街に入りました。
午前中のメインイベント!?となるであろう道道106号はもうすぐです。 11:28
by chage_diary
| 2017-12-26 21:30
| 北海道ツーリング
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