2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1))

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_1951466.jpg

4:30の定刻に小樽港に到着しました。






2017.08.24(木)


フェリーが小樽港に入港しました。いよいよ下船です。
2010年以来、7年ぶりの自分のクルマに乗っての北海道上陸です。
この一瞬、かなり気持ちが盛り上がっている自分がいます。 !(^^)!

朝早い道路が空いている時間帯に、都市部を通り抜けてしまいたいという気持ちが強いので
これまでの通例で行くと、小樽の市街では時間を掛けずに素通りしてしまうのですが、
いつもの通り小樽運河だけには寄って行くことにします。
とは云っても、小樽港のすぐそばなのですが・・・

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23123810.jpg

モノの5分もかからずに到着です。この時間ですからクルマはどこにでも停められます。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23124611.jpg

小樽運河です。このアングルが圧倒的に有名でしょう(笑) 4:50


小樽港は北海道開拓の玄関口として発展してきました。当時は、大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていましたが、取り扱う荷量が多くなり、運搬作業を効率的に行う必要が出てきました。艀が接岸できる距離を長くするために、海面を埋め立てることによってできたのが「小樽運河」です。

小樽運河は、大正12年に完成し、内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。しかし、時代が変わり戦後になると、港の埠頭(ふとう)岸壁の整備により、その使命は終わりを告げることとなりました。昭和61年、運河は、十数年に及んだ埋立てを巡る論争の末に一部を埋立て、幅の半分が道路となり、散策路や街園が整備された現在の姿に生まれ変わりました。

運河の全長は1140mで、幅は道道臨港線に沿った部分は20m、北部(通称:北運河)は当初のまま40mとなっています。散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されておりレストランなどに再利用されています。夕暮れ時には、ガス灯がともるとともに石造倉庫群がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を演出しています。



2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2312586.jpg

なんと21.4℃もありました。今年の夏は暑い!?のでしょうか。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2313664.jpg

ここのお店が営業している時間に来たことがなかったりして・・・


そんな感じで、自分にとっての小樽は「朝の街」なのですが
今日は珍しいことに、もう一軒!?寄ってみることにします。


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23131541.jpg

鱗友朝市っていいます。 5:03


鱗友(りんゆう)朝市は、北運河に一番近い市場。早朝4時からはじまるこの市場は、地元で水揚げされた魚介類を中心に、新鮮な食材がずらりと並びます。水槽で元気に動くカニや、ピカピカ光る魚など、一目でいきのよさがわかるものばかり。


いつもは小樽を離れて、ラッシュアワーに道路が混まないようなエリアに到達してから
朝食をとることが多かったのですが、
えてして、そのようなちょうど良い場所に食べられる場所が無くて悩むことが多いのです。

だったら、たまには張り込んで
朝から美味しい北海道らしいものを頂こうと思ったのでした(汗)


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23134268.jpg

4:00からやっている市場ってスゴイですね。午後2:00頃には閉まってしまうようですが・・・

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23135194.jpg


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2313581.jpg

そこにのんのんって食堂があります。


はじめはそのまま入れるのかと思っていたのですが・・・ダメでした。
たぶん同じフェリーに乗ってきた方と思われる人がたくさんいて、入店待ちをしていました。


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2314599.jpg

名前を書いて、メニューを見ながらしばらく待ちましょう。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23141366.jpg

日替わりお刺身定食(1400円)が出て来ました。 5:30

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2314204.jpg

拡大でっ。ここのお店は冷凍モノを使わないのがポリシー!?のようです。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23142783.jpg

こちらはイカ刺身定食(1300円)です。


どちらも美味しゅうございました。

こんなに朝早くから、こんなお刺身の定食を食べる贅沢なんて
めったにあることではありません。


なんとびっくりなのですが、その後9月30日にのんのんは平成6年からの歴史を閉じたそうです。
・・・ところが、経営者が変わっただけで、この店舗の形態は維持されている??そうです。


お腹も一杯になったので、いよいよ出発です。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_23213061.jpg

先ほど下船した小樽港の前を通るので撮ってみました。 6:00

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_224506.jpg

なくなってしまう石原裕次郎記念館の前を通り過ぎ、右手のイオン?を通過します。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22451051.jpg


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22451798.jpg

・・・で、ここの突き当たりを左折してR5に入ります。


フェリー到着直後はこの信号が混むのですが、今日は時間差があるのでガラガラです。
R5は片側2車線の幹線道路ですので、ペースも快調です。


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22452385.jpg

銭函手前のこのコーナーを下ると北海道に来たなぁ!と感じます。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22453089.jpg

上の橋梁は札樽自動車道です。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2245376.jpg

ここを左折します。(ふだんはこの先のGSで給油をすることが多いのですが、今回は新潟で・・・)

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22454336.jpg

函館本線の踏切を渡ります。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22454921.jpg

銭函駅前にて・・・ 6:11


銭函駅(ぜにばこえき)は、北海道小樽市銭函2丁目2番5号にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はS11。

北海道で最初の鉄道として手宮駅 - 札幌駅間が開通した際に、これに合わせて開業した、北海道で最初の駅の1つである。他の多くの途中駅が乗降客がいるときだけ列車を止める簡易駅(フラッグストップ)だったのに対して、銭函駅は当初から正式な駅である。駅名の由来は、ニシン漁で栄えた地区で当時はどの漁師の家にも銭箱が積まれていたから、とする説がある。

銭函海水浴場の最寄駅であり、夏には海水浴に訪れる人々で賑わう。駅名の縁起の良さから入場券が人気を集め、10月17日の「貯蓄の日」には記念入場券が販売されていた。小樽駅 - 手稲駅は各駅停車となる区間快速「いしかりライナー」は停車するが、快速「エアポート」は一部のみ停車し、快速「ニセコライナー」は停車しない。







この時間帯にこの辺りを通るのは7年ぶりなのですが、
あえて国道から外れて踏切を渡り銭函駅前を通るのは、もはやルーチンワークのようになっています。
(以前はそれ以外にR5から外れる前のGSで給油という作業!?もありました>新潟のガソリンが高いので)
フェリーに乗って北海道にやって来たのは、たぶんこれで13回目だと思うのですが
朝イチに小樽からいきなり高速道路に乗ってしまうことは無かったので、
これまでの7~8割はここを通っているように思います。

この辺りは街が古いからなのか、いわゆる北海道らしさは希薄なのですが
何か懐かしい良い味!?を醸し出しているように思います。


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_2246617.jpg

その後R357に入ります。この先を左折してR231石狩街道へ・・・


今日はここから延々と日本海沿いに北上して行きます。
さて、稚内まではどれくらいの時間がかかるのでしょうか??


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22461229.jpg


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22461943.jpg

石狩川の河口を渡ります。 6:36

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22463318.jpg

この景色を見て北海道に来た気になる人って、自分だけではないように思います。 6:47


彼方には暑寒別!?の山々が見えて来ました

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22465192.jpg

まだ札幌の中心地からロクに離れていないのに、いきなり人口密度が低くなりました。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22465924.jpg

まだ厚田(一応札幌市内)ですが、ちょっと休憩。7:06

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22483867.jpg

8月末ですが、もう海水浴シーズンはおしまいでしょうね・・・

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22484563.jpg

これから行く方面です。海沿いに山がそのまま落ち込んでいます。


R231はひたすら海沿いを走るのですが、地形が急峻なので多くのトンネルを掘削しています。


国道231号(こくどう231ごう)は、北海道札幌市から同道留萌市に至る一般国道である。

陸の孤島や西の知床とも称された雄冬岬を通過する]。石狩市から留萌市までの区間は日本海オロロンラインの一部を構成し、「萌える天北オロロンルート」の一部としてシーニックバイウェイ指定ルートとなっており、多くの区間で日本海を眺望できる。また、国道232号と併せて札幌・稚内間の最短経路として機能しており、国道12号・国道40号による旭川経由より約60km短い。

石狩市の厚田区安瀬から浜益区雄冬にかけての区間は落石・崩落・雪崩による複数の通行規制区間を抱えており、崩落事故が発生しているほか要対策箇所は76箇所にのぼる。これを解消するため1994年(平成6年)より雄冬防災(おふゆぼうさい)として5本の新トンネル掘削や法面の改良などを延長11.6 kmにわたって事業実施している。2014年(平成26年)3月4日に延長2,995 mの新送毛トンネルが供用開始され、2016年(平成28年)1月19日には、既存のガマタトンネルと雄冬岬トンネルをつないだ総延長4,748mの浜益トンネルが供用開始された。



いつもこの区間を走ると山がそのまま海に落ちて行く地形の凄さと、
その中を人間の手によって道路を作ってしまったという凄さを感じます。


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22485242.jpg


2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22485856.jpg

新送毛トンネル(2014年完成、2,995m)を通過 7:21

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22491983.jpg

気持ち的には小樽と留萌の中間点となる浜益に到着。 7:28


朝食を食べてしまったからか、運転していて睡魔がおさまらない(朝なのに)ので
道路傍らの駐車スペース(公園)にクルマを停めて30分ほど仮眠をとりました。

2017 夏 北海道 その3 (8/24 (2日目の1)) _b0168647_22495631.jpg

わずか30分程度ですがスッキリしました。 8:02


やっぱり眠い時は寝てしまうのが一番です。
そして、これから雄冬へのトンネル通り?に入ります。

ツーリングとしてはひとつのイベントとなり得る道だと思います。
Commented by PIAA at 2017-11-12 17:39 x
そんな朝市があるとは知りませんでした
まだまだですね
北海道上陸の朝から刺身定食とは羨ましいです
今までセイコーマートでおにぎりだったからな~
失敗した!!
Commented by chage_diary at 2017-11-13 22:08
あるのは昔から知っていたのですが、寄ったのははじめてだったりします。
実家が札幌の知り合いがSNSでバイクで帰る時は必ず寄るなんて書いてあったものですから・・・
でもまだ夜明けの直後に刺身ってスゴいですよね(笑)
by chage_diary | 2017-12-26 21:40 | 北海道ツーリング | Comments(2)

主に週末絵日記になると思います。


by ちゃげ
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31