② フロントドアのデッドニング
2017年 05月 03日
ドアに防振材なんてものを久々に貼ってみました。
2017.05.03(水)
① ADDZEST SRT1680HX
に続いています。
(後日記の続編もupしておきます)
③ パッシブネットワーク
④ ツイーターのグリル加工
⑤ carrozzeria TS-V173S
⑥ PRS-D800
3日前の4/30(日)にクルマのスピーカー交換と配線の引き直しをしたのですが
ぎりぎり音が出るのを確認出来たところで、時間がなくなり日没サスペンデッド!?となりました。
(まぁ、露天作業ですのでしょうがないです)
中2日を空けた5/3(水)にGWに突入です。
(職場がカレンダー通りの休暇なので、自分に取ってのGWはここからという気分です)
今日から5連休ですが、明日以降の4日間はすでに予定が埋まっているので
スピーカー関係の出来ることは、今日中にやってしまおうと思っています。
・・・といっても一番面倒臭いと思っていた配線の引き直しはすでに終わらせてしまったので
あとはいかにドアを「響かない箱」にさせるかという作業に専念するのみです。
世の中では、そのような作業をデッドニングと称しているようです。
2台前のクルマ(BH5 レガシィツーリングワゴン)では同様の作業をしたことがあるので、
なんとなく勝手はわかっているものの、その時からすでに16年の月日が経っていることに気づきました(遠い目)
1台前のクルマ(BP9 レガシィ アウトバック)にはメーカー純正のちょっと良いオーディオを装着したのですが、
正直云うとあまり気に入っていませんでした。
(でもスピーカーのインピーダンスが違っていた等の理由が面倒臭くてまったく弄りませんでした)
当日の作業を円滑に進めるべく、前夜のうちに出来ることは段取りをつけておきます。
防振材のレジェトレックスをあらかじめ定めた大きさに切っておきます。
500×500 から 100×100 と 150×100 に切り分けた絵です。
ここでの単位は特記の無い限り mm(ミリ)に統一します。
今回の方針として、防振材はケチらずに潤沢に貼る!と決めていたので
あらかじめ 1000×500 の大判シートを3枚ほど入手しておきました。
写真の様に切り分けたのはドアパネルの外側に貼ろうとしている分です。
500×500に小分けしてから 100×150を10枚 100×100を10枚に切り分けて片側分とし、
それを2セット作成しておきました。
Y!で落札したもう1セットのツイーターがあるので、アキバで買ってきたoscケーブル0.75sqに繋げ直しました。
ここ数日何度もハンダごてを使ったので、少しは使い方を思い出しました(笑)
(数年前にヘッドホンのプラグを繋いで以来・・・)
デッドニング材をまとめ買いした以外の補充!?品 スキマ商品的に欲しいものが入っています。
この中でも防振材のレジェトレックスを貼る・しごく為のヘラが使いやすく白眉だったのですが
悲しいことに4/30の先行作業後に紛失してしまったようです。
これがどのような影響を与えるのかと思っていたのですが・・・
以前使っていた炊飯ジャーのプラスチック製しゃもじとプラスチックの定規が役立ってくれました。
通常は住んでいるマンションの敷地内の外来用駐車スペースに移動するのですが
GWだからなのか、駐車車両でふさがっています。
停めてある駐車場のお隣さん(仲良くさせて頂いています)が、ちょうどお出かけだったようなので
自車を停めてあるスペースで作業を開始することにしました。
二段式駐車の上段なので、スキマからモノを落とすと奈落の底へ・・・
まずは運転席側の内装パネルを外すところからスタートです。
6:30過ぎから作業を開始するというお子様っぷりです(笑)
内装パネルを外しました・・・これからインナーパネルに貼ってあるビニールシートを剥がします。
ここで使われている黒いベタベタした接着材(ゴム)をブチルゴムというのですが
それを除去するのに難儀されている方を多く見かけます。
経験上、ブチルゴムはブチルゴムをもって制する・・・ってわけじゃありませんが
剥がしたビニールシートに着いているフチルゴムを剥がせず残った部分に押しつけると
ぶちぶちいいつつ除去することが出来ます。
どうせあとから制振材を貼ってしまうので、それほど神経質にはならずに
ある程度除去したところで妥協・・・です。
MDFのバッフルボードに貼ってあった、百均のスポンジテープのりけい紙を剥がして本設置!?しました。
ここはまだ装着が甘いようなので、どうするかは今後の課題です。
タッピングビスを3本から6本にして取り付けを強固!?にしました。かなり自己満足が入っています(汗)
(タッピングビス ステンレス製 φ5×12mm 155円/3本 を近所のホームセンターにて購入)
4/30の時点で先行作業として、すでにスピーカーのま裏には制振材とレアルシルト・ディフュージョンを貼ってあります。
こんなのです。
レアルシルト・ディフュージョン 拡散シート サイズ:(幅×奥行×厚さ)140×420×12mm
●仕様:拡散シート●サイズ:(幅×奥行×厚さ)140×420×12mm拡散シート(2枚入りパック) カーオーディオの音質向上のために作られた音響チューニング材の最高峰 “レアルシルト・ディフュージョン" ホーム用スピーカーをはじめ、モニタースピーカーなど多くのスピーカーシステムでは、スピーカーBOX内部にフェルトやグラスウール素材の吸音材が貼られています。 吸音材は「箱鳴りの減少」「定在波の緩和」やスピーカーユニットの背部にかかる空気圧を整えることで「音色」「音離れ」「歪の低減」などの音質向上の役割を担っています。 ◆レアルシルト・ディフュージョンの施工場所 ・スピーカーの背面に ・ドア内部のアウターパネルに ・ウーファーボックス内部に
エーモン製の吸音スポンジと防振材がセットになったもの(195×195)です。
エーモン 音楽計画 スピーカー背面制振吸音材 約195×195mm 厚さ約25mm
■オリジナル3層構造により音がハッキリ聞こえる!
■スピーカー背面のドアアウターパネルに貼るだけの簡単施工
■ドアスピーカー背面の音の反射を効果的にコントロールする
■イノアック製高性能制振制材採用
ドア内には前夜に切り分けた防振材のレジェトレックスをペタペタ貼ってしごいて行きます。
純正の状態でも何カ所かに貼ってありましたが、それは生かします。
片側で予定の枚数(100×150を10枚 100×100を10枚)に近い量を貼りました。
サイドインパクトビームは外装パネルとの間にシール材を充填させているところがあったので
基本的には放置しました。
ドア内部に貼る吸音材はどれくらい用意したかというと・・・
レアルシルト ディフュージョン ESDS-02 140×420×12mm を2枚
日東サプライ エプトシーラー 100×2000 を2本!? (半分近く残っています)
エーモン デッドニングキット スピーカー周辺 簡単モデル/2441 に同梱のスピーカー背面制振吸音材 195×195 を2枚
貼った位置は基本的にテキトーですが、
スピーカーのま裏はレアルシルト ディフュージョンを貼って最初に音を拡散させるようにしたつもりです。
そしてその周囲にあたる部分に前述のエーモン 音楽計画 スピーカー背面制振吸音材を切り分けて貼り。
更に遠い部分にはエプトシーラーを 100×100 に切り分けて、分散させて7~8枚貼りました。
こんな感じです。
エプトシーラー
EPDMゴムを主成分とし、耐熱性、耐候性、耐薬品性(酸・アルカリ)など、汎用ゴムの中でもすぐれた性能を備えています。
•すぐれた発泡技術により、3~30倍までの範囲の発泡コントロールを可能にしました。
•セル構造も、独立気泡~半独立気泡から連続気泡と、各種の発泡技術によりユーザーニーズにお応えしています。
• 定在波の吸音、スピーカーの背圧等の拡散・誘導に効果的。裏面に粘着剤が付いているので、手軽に施工出来ます。
•サイズ:10mmx2000mmx100mm
続いてインナーパネル(内装側)にも防振材を貼っていくのですが、
作業の肝は開いているサービスホール(穴ですね)を全て塞ぐということらしいのです。
材料を潤沢に用意したので、とにかく全面に貼ることを目標に極力切り分けず大判のまま貼って行きます。
ブチルゴムで手がベトついていて、スマホにはあまり触れたくなかった為、
この作業中にはあまり写真を撮っていませんでした (汗)
ひたすら全面に防振材を貼った上で、端部は別に買ってきたアルミテープを貼って納めました。
スキマから溢れているブチルゴムのベタつきを抑えるのと、
見た目(わざわざ内装を剥がして見る人はいませんでしょうが・・・)を良くするためと
少しでも密閉度を上げる(当然これが本命です)為の施工です。
作業前にちまたのネットを見て廻ったのですが、
「完全に密閉にしてしまうと低音が出ない」という記事に影響を受けて
意識的に穴を空けてみることにしました。
どっちにしろ、上部の窓のスキマから空気の出入りがあることはわかっているのですが
まぁ、そこは気分です・・・(汗)
お金は掛けたくないので百均をテキトーに物色して、こんなモノを買って来ました。
一応異物混入を避けられそうなのと、開口部の補強程度!?にはなりそうです。
開口部の寸法は φ35mm 孔明けは当然現場合わせ(付属の紙を当ててけがきました)です。
なんでも孔径はスピーカーユニットの直径の1/4程度が良いらしい(自分には計算など出来ないので根拠などわからず)のですが・・・
ということは16cmのユニットに対しては 4cmくらいが良さそうな筈なので、
φ35mm ってのはまぁまぁ(謎)な開口サイズではないのでしょうか(汗)
アルミテープで固定して、このような感じになりました。
いちおう穴空け(バスレフスピーカー)の効能などを貼ってみます。
バスレフ型(バスレフがた、バス・レフレックス、英: bass reflex)は、スピーカーの一形式(エンクロージャーの一形式)である。
スピーカーユニット後面から発生する音の低音域をヘルムホルツ共鳴によって増幅する方式である。別名で位相反転型とも言い、スピーカーユニット後面から発生する低音の位相を反転させて、ダクトから前面に放出するシステムと説明される事もある。位相の反転が起きているのは事実だが、ヘルムホルツ共鳴による結果であり、低音増強の原理としては正しい説明とは言い難い。単に反転させるだけなら、ユニット前面の音と同音量になるはずだが、実際には設計によってヘルムホルツ共鳴の効果を上下させ、ユニット前面の音よりも音量の増減が可能である。
いゃあ、難しいですね。正直云うと良くわかりません。
でもイメージ的にはBOSEのスピーカーを思い出します。
あのなりで、あれだけの低音を出すことが出来るので、上手く設計出来ればすごいことになるのでしょうね。
そんなこんなで約3時間を要して、運転席側の施工が完了しました。
見た目的にはボチボチだと思っています。我ながら結構丁寧に貼ったと思います。
(上部~端部の黒いヤツは防振用にエプトシーラーを貼りました)
ちなみに開口部分に貼ったレジェトレックスに縦の折り目!?しわが入っているのはしゃもじで意識的に入れました。
原理!?としては、この折れ目で強度が上がるらしいのですが・・・(まぁ、云われてみればもっともなので)
片方を済ませてしまえば、反対側は同じことをするだけです。
記憶が新しいうちに助手席側もセコセコと手を動かします。
インナーのビニールシートを剥がしました。
運転席側では写真を撮る余裕のなかったドアの内部です。
中略・・・という感じで作業が進んでいます。
おっと、コレを貼り忘れていました。スピーカー周囲のエプトシーラー?です。
貼るとこんな感じです。
貼るとこんな感じです。(別アングル)
これを貼り忘れたので、運転席側の内装をもう一度剥がしました。(汗)
その場でなくなる内装固定用のビス・・・
・・・という感じでウーファーの取り付けは一応一段落です。
続いてツイーターの交換です。3日前に付けたツイーターをもう一度外して・・・
透明な被覆のoscケーブル0.75sqに付け直したツイーターです。(赤黒は家にあったのを暫定で使用しました)
結果的にY!で落札した2セットのスピーカーのうち ウーファーとツイーターのユニットそのものは
当初から自分が使っていたもの
パッシブネットワークは Y!で落札したものを使うことになりました。
助手席側のいい加減に付けてあった98円ステーを加工(曲げ)直して再度作成。
GPSナビのアンテナ下に敷いてあるパネルが固定されておらず、あっさり剥がれてしまったので、見えないところに隠しました。
一方、こちらは運転席側。
ツイーターの取り付け!?交換を終えて、一応予定の作業は終了です。
出来上がり写真をもう一度・・・
事前に用意した防振材のレジェトレックス(1000×500×3枚)はあらかた使い切りました。
なので施工はかなり丁寧に(たくさん)貼ったと思います。
これで音が良くないとすれば、それはスピーカーユニットの問題か施工精度の問題だと思われます。
あとは音を出しながら調整・・・などと言いつつ、ナビのオートイコライザーや
タイムアライメント調整をしたりしているのですが
今後バイワイヤリング接続に走りそうです。(ナビ本体から直接繋ぐという選択肢があることを最近知りました)
ちなみに パッシブネットワーク だけは買ってしまいました(笑)
こんなのです。
せっかくあるアンプですから、リアの分も使ってやりたいと思っています。
(リアスピーカーを鳴らすつもりはハナからありません)
50 W×4 だそうですから・・・
(メモ)
Y!オクで落札したスピーカーユニット 5,000円+送料
(オークション)
スピーカーケーブル 4S6 155円×20m=3,100円 (22m買っておけば良かったと後悔・・・)
(ヨドバシカメラ アキバ)
デッドニング関連 11,000円くらい
(以下 内訳)
レジェトレックス 大判サイズ 1000×500 1,400円×3
エプトシーラー 100×2000×10 1,000×2
レアルシルト・ディフュージョン 12×140x420 1,200円×2
(+送料800円 以上 保温屋)
エーモン 音楽計画 デッドニングキット スピーカー周辺 簡単モデル 2441 1,800円くらい
(アマゾン)
インナーバッフル 1,500円+送料 (と百均のニスと刷毛 208円)
ギボシ等 500円くらい
(アマゾン)
ツイーターのステー 98円×2=196円
タッピングビス 155円×2=310円
アルミテープ 500円くらい
(近所のホムセン)
バスレフ用の開口補強(の網) 108円×2=216円
(駅前の百均(笑))
おまけ 同日に到着した、プロテクションフィルム・ドアガード・キックパネルシート です。
蹴飛ばしてキズつけることが多いので、この機会に貼ってみました。
リンクですっ。
① ADDZEST SRT1680HX
② フロントドアのデッドニング
③ パッシブネットワーク
④ ツイーターのグリル加工
⑤ carrozzeria TS-V173S
⑥ PRS-D800
by chage_diary
| 2017-05-03 22:22
| レヴォーグ
|
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