PING Zing2 アイアン
2016年 06月 01日
最近いわゆる クラッシックピン と呼ばれるクラブが気になっています。
クラッシックピンと云っても、その定義はあいまいと云えばあいまいなのでしょうが
ここでは、ピンの創業者 カーステン・ソールハイム氏 が直接開発に携わったということにしておきます。
(カーステン・ソールハイム氏については このようなサイト をみつけました)
PING Zing2 アイアン 黒目 ドット 3I-SW 9本セット (JZ スチール)
また、落としてしまいました(汗)
こんな感じです。
先日 PING Zing アイアン などというものを入手して、練習場で打ってみたのですが
思っていたよりも全然感触が良かったのです。
「これは良い練習機器!?になる」などと思っていたのですが、
そうなるとその進化形!?も振ってみたくなったのです(大汗)
ピン ジング2アイアン PING Zing2 Iron
様々な改良が施されたZingの後継モデル。
初代Zingアイアンの後継として1994年に登場したのがこの『Zing2』です。
トップブレードをやや薄めにデザインして構えた時の圧迫感を抑え、
キャビティ部分を広げることでスイートスポットも大幅に拡大。
さらにトゥ先端部のボリュームを削ってソール側に重量を配分し、
低重心化を高めるなど様々な改良が施されています。
これらの改良はPGAやLPGA、PGAシニアなどの各ツアーで活躍している選手のアドバイスをフィードバックしており、
振り抜きやすさ、構えやすさは折り紙付き。初代Zingに比べ低重心化が進んでいることもあり、
球の上がりやすさにも定評のあるアイアンです。
グリップはオリジナルのままです。納品された時の程度はお世辞にも良くなかったのですが、頑張って!?掃除をしました。
シャフトはJZ スチールでした。
JZ スチール
JZシャフトです。 ZING後期に生産を開始し、ZING2ではスタンダードとして採用されました。
その後i3シリーズではCUSHINインサートのオプション対応、
さらにはフレックスにバリエーションを持たせた第二世代のJZが誕生しますが、このJZはまだ1フレックス時代のものです。
トルク、フレックスともにZZ-LITEと較べかなり柔らかさを感じさせるスペックです。重量はやや重めです。
その後ISIシリーズでは再びZZ系の後継モデルZZ65が制式採用された事を考えると
JZは大きめのヘッドを前提にデザインされたのかもしれません。
ZING2のスペックです。
ちなみにこちらがZINGのスペックです。
良い遊び相手!?となってくれますように。
ではここでPING Zing と Zing2 アイアン を比較してみましょう(サンプルはSWで・・・)
どちらもロフトは52°で同じ筈・・・
Wの刻印が大きい方がZING2です。このアングルからフェースを見る分には大差ないのですが・・・
トップレール側から見ると大きく違います。トゥ側が膨らんでいるのがZINGです。
バックフェース側から見てもかなり違います。
ZINGのシャフトは KT-Mでした。
K SHAFTの後継モデルで、EYE2後期にオプション、ZINGにおいてスタンダードとして採用されました。
ステップ間隔がバット側 (ラベルの貼ってある位置からグリップ部分にかけて)で細かく、
かつピッチが不規則になっています。
ZZ LITEに較べフレックスは硬くトルクが大きいシャフトです。
KTがKT-Mにマイナーチェンジした理由についてはいくつか説がありますが、ここでは触れません。
その後ZING2でJZシャフトがお目見えしてKT-Mの役目は終わります。
これはオークションに出品されていた状態です。
実物は結構◎×△で、写真って上手く撮れるのだなぁ・・・という感じでした。
結構まじめに掃除をしました。
このZING2から後のモデルはクラッシックピンの範疇からは少し外れているようです。
ただ時代は流れているので、そのような定義どんどん変わって行くのでしょう。
いったいコイツはこんなもの(クラブ)を集め始めて、何処に行ってしまうつもりなんだ?・・・という感じです(笑)
by chage_diary
| 2016-06-01 23:54
| 芝刈り
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