尾瀬 2012秋 その2
2012年 10月 24日
尾瀬ヶ原に入りましたが、雨は降り止みません。
2012.10.13(土)
雨は止みませんでしたが、ここにいつまでも居るという選択肢はないので出発します。
さすがに尾瀬を巡る人達ですから、雨具の装備をして来ないという人はいないようで
空の色を見つつ、続々と出発して行きました。
まだ雨は降っています。
自分はと云うと当然雨具(合羽)は着用していますが、
こんな天候の中でも、片手には一眼レフなどを持ちつつ歩いています。
少しは濡れてしまっているのですが、着用している衣服で隠しつつ歩ける程度の降りだったということなのでしょう。
カメラは一応防塵・防滴の筈なのですが・・・
ここから湿原に入ります。
わずか3か月ちょっと前の6月末に来た時は草木も青々としていて、
これから夏が来るぞ!というムードだったのですが、
あっという間に湿原は枯れ色の世界になっていました。
白い空の色とあいまって、少々寂しげな雰囲気が漂っています。
・・・でも空の上の方を見上げると、青空がのぞいているのです。
なんとも不思議な天候なのですが、これから良くなっていくだろう!
と勝手に信じ込んで歩いて行きます。
池塘には太陽が映り込んでいます。
水面に浮いている葉も茶色くなりました。
・・・ふとふり返ってみると。
今まで歩いて来たところに日差しが降り注いでいます。
上田代と呼ばれるエリアを歩いているのですが、先方に燧ヶ岳が見えて来ました。頂上は見えませんが・・・
湿原と山の境(ここは河原ですが)の木々は紅葉で色づいています。
この橋を渡ると牛首(地名です)まではもうすぐ
橋を渡って木道を(燧ヶ岳に向かって)歩いて行くと、右側の山の端の木々が良い感じで紅葉しています。
決して植えられたのもではないでしょうね。 色のランダムさ!?が好きなんです。
こういうのはきつね色とは呼ばないのでしょうか!?
太陽降臨!?
そんな感じで牛首の分岐にたどり着きました。
日帰りツアーですと、ここで折り返し・・・みたいな話らしいのですが、なんとももったいないものです。
(でも考えてみれば、鳩待峠からここまで歩いて2時間近くはかかります)
雨でベンチが濡れているからでしょうか!? 座って休憩している人はいませんでした。
今まで来た方をふり返ります。
しばらくはひたすら歩き続けます。
下の大堀に着きましたが、今日はミズバショウが咲いているわけでもないので
ちょっと枯れた感じとなっています。
これはこれで趣があって好きなのですが・・・
遠くに立っている白樺の木に陽の光が当たっています。
ナナカマドは色づいていましたが、そろそろおしまいでしょうか?
時間が経つと共に、天候もだいぶ回復して来ました。
山頂は見えないものの
背中側には至仏山と・・・
正面には燧ヶ岳を見て歩いています。
竜宮がだんだん近づいて来ました。
その手前あたりでは、木道の架け替えが行われています。
このような地道な作業によって、私達の今日の活動が成り立っているわけですから
感謝の気持ちなしにはいられません。
竜宮小屋が見えて来ました。
ここで少々の休憩を・・・
by chage_diary
| 2012-10-24 22:50
| お出かけ
|
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