東北 その2
2012年 01月 02日
山形県は新庄にて、肉そば(冷)を食しました。
2011.12.30(金)
走行ルートはこのような感じです。
沿岸部を離れ、吉田川という川沿いに
県道60~R45~県道60と遡って行きます。
宮城県の細かい地理は基本的にぜんぜん把握出来ていないので、
地図を眺めて大まかなルートを決定した上で、ナビの地図を頼りに走ります。
R346に出ました。 鹿島台という駅の近くです。
鹿島台から先は県道19~32と繋いで、大崎(古川)に向かいます。
川沿いの堤防上を走っています。
海岸沿いには、ほとんど雪も残っていなかったのですが
内陸部に入っていくに連れて、すこしずつ白いものが目立つようになって来ました。
古川市街(あえてこの表現を使います)にて、陸羽東線の踏切を渡りました。
もうすぐR4と交わります。
R4を右折します。
なんと云ったら良いのでしょうか!? 少々雪交じりなのを除くと
ほとんど、自分の地元のR4沿いと同じ景色なんです。
やはり300km以上北上しても、主要道の景色ってのはこんなものなのでしょうね。
週末に近所に買い物に行ったような感覚・・・
あえてR4は避けてきた!?ので、ホンの1kmちょっとを走っただけでR47へと左折します。
R47に入りました。(11:30頃)
ここからは新庄までは、お山を越えて一直線!?です。
曲がった直後の反対車線は、古川方面へのクルマで渋滞していました。
しばらく走ると、道路の通行量も少なくなり
辺りの雪の量も多くなって来ました。
轍以外は白くなってしまいました。
道路はどんどん白くなり、少しづつ上り勾配になって来ました。
鳴子温泉が近いからなのでしょうか、温泉に泊まりに来たと思われるクルマのペースが
かなり遅く、道路の流れが滞って来ました。
鳴子温泉までもうすぐ・・・
後ろのBMW(仙台ナンバー)はお尻を振りながら、やっと上っている感じになっていました。
やはりこうなるとFRはキツいなぁ・・・
ここを右折しR108を走ると秋田方面に向かいます。(今日は直進です)
鳴子温泉(12:00通過)から先は、一応走ったことのある区間です・・・
とは言っても 夏だけ なのですが・・・(汗)
クルマの通行量はガクッと減りました。
ほどなくして、完全な雪国となってしまいました。
一応、道を走ったことがあるという以外は何の参考にもなりませんでした。
この右側の軽は道路上に停まっていました。 故障しているのでしょうか??
ここで突然クルマの流れが止まってしまいました。
えっ、通行止め?
と一瞬ビビりましたが・・・
なんとトレーラーが路肩の土手に突っ込んでいました。 (それを抜くための渋滞でした)
そんなこんなで、天気はどんどん悪くなって行き
(ちょうど大型低気圧が近づいて来ていたのでしょうか??)
積雪量は増えて行き、風も強くなって地吹雪状態となって視界は利かなくなり・・・
(このクルマに乗って、はじめて走行中にリアフォグを点灯しました)
山を越えて、たぶんどこかで山形県に入ったのでしょうが
(吹雪いて標識が見えなかった・・・)
ある程度下って行くまでは、結構必死になって運転をしました。
時間が経つのが長かったです。
疲れたっ。
そんなこんなで、やっと人里に近づいて来ました。
新庄の市街が近づいて来たので、その中心地に行ってみます。
意味もなく駅前の交差点に到着・・・
自分の場合、あまりその土地に明るくない場合は
まず駅を目指す習性!?があるようです。
新庄駅の反対側は3ヶ月前に走っているのですが、
今日はここに到達するのに難儀したのもあって、なんとなく旅人モードになっているのかも知れません。
この日は帰省ラッシュのピークでしょうから
山形新幹線の終着駅である、ここ新庄にはたくさんの送迎の為のクルマが停まっていました。
古川から山を越えて、新庄に至るまで2時間も費やしてしまいました。
いゃ~っ、酷い天気でした。
気がつくともう13:30ですので、昼食を食べることにします。
R47から、新庄駅に向かう途中に、ピンと来た蕎麦屋さんがありました。
どうにも気になったので、そこに入ってみることにしました。
やはりこういうカンは大事にしたいものです。(謎)
そば処 えびす さんです。
お店の入り口です。 まだ雪が止みません。
古民家(調と思っていたら再生でした)的な雰囲気のお店です。
新しい幹線道路沿いにある。古民家を再生した趣きある店内で
自慢のスープとそばの味と香りを十分に味わえる。冷たい肉そばは絶品。
山形県新庄市金沢1916-1
0233-29-2527
通年 月曜(祝日の場合は翌日休)
11:00~15:00(閉店)、17:00~20:00(閉店)
JR山形新幹線新庄駅からタクシーで5分
駐車場あり(無料)
冷たい肉そば 650円
下足天ざるそば 750円
つけ麺 700円
下足天かけうどん 750円
さて、何を食べよう・・・
と思っていたのですが、駐車場に「冷たい 肉そば」という幟が立っていました。
これ聞いたことあるなぁ・・・
と思い、こんなに寒い中頼んでみました。
来ましたっ。
冷たい肉そば 大盛り 650+100円 ですっ。
言葉を借りると・・・
甘めのスープに親鶏のしっかりしたダシが効いてる洗練された味
でした。(同じ感想でしたので)
美味しいっ。
冷たい肉そば の本場は河北町らしいので
ここ新庄で食べられるお店はここだけしか無いようですが、
本場より美味しいという評判もあるようです。
こちらは暖かい鳥そば。 こちらも美味しかったようです。
天ぷらといえばげそ天なのでしょうか!? こちらも美味しい。
ということで、カンが冴え渡り!?
当たりのお店に入ることが出来ました。
よかったよかった。 !(^^)!
どうもごちそうさまでした。
家庭用の年越し蕎麦のようでした。 たくさんの注文がっ。
右の水色の幟に惹かれました。
ふと辺りを見ると、空模様が良くなっています。
さて、またスタートしましょう。
えびすさんから、R47に戻ります。
R47とR13の交差点に到着しました。
この近辺では、結構な交通の要所ですね。
直進して、R47のバイパスに入ります。 まさに除雪中。
直進でR47を酒田方面へ、左折をするとR13バイパスで山形市へと向かいます。
主要道は除雪の頻度も高いので、快適な路面でした。
しかしバイパスはそれほど長くもないので、元々のR47に戻ります。
この時点で、とうに14:00は過ぎています。
絶対にここに寄っておきたい的なところもありませんし、日も短い季節ですから
目的地の肘折温泉へと直行することにします。
R47からR458に入りました。 国道とは云っても普通の住宅街みたいです。
今日は道路の横にある風除けにどれだけ助けられたことか・・・
もう肘折温泉のある大蔵村に入っています。
あまりに早く着きすぎるのも何でしたので、3ヶ月前に行った四ヶ村の棚田を目指してみます。
R458から脇道に進入・・・
除雪直後で、やっと1車線+αの路面が確保されていました。
手前の集落に到着しましたが、
雪が多く、とても棚田を見られる雰囲気ではないので、諦めて戻ることにしました。
戻る途中で、対向の大型トラック(重機を積んでいました)
と正面衝突をしそうになり・・・
(ダメかと思いました)
大人しく戻っていると青空も見えて来ました。
R458に戻って走っていると、対向側に追突した(地元の)クルマが停車中・・・
どうやら地吹雪で見えない時に、刺さったような感じでした。
あぶないあぶない・・・
最後の最後に気を引き締めます。
そして、ほとんど到着っ。
温泉街を見下ろす展望ポイントは、除雪された雪の壁で何も見えませんでした。
ここを下って行きます。
今宵のお宿、元河原湯が見えて来ました。 ここを右折です。
お宿の前に一時停止で荷物を下ろして・・・
少し離れた駐車場にクルマを停めに行きます。 2回目なので勝手がわかっています。
他県ナンバーのお客さんもいらっしゃりました。(名古屋とか・・・)
ということで、荒天の中なんとか到着出来ました。(ほっ)
午前中は自然災害の悲惨さに心を痛め、お昼時は荒天時の運転で体力を使い
結構ハードな一日だったのかも知れません。
ここを走って来ました。 歩いて宿に向かいます。
今日は、もう温泉に浸かって美味しいものを頂くだけです。
さて、ゆっくりしよう。
by chage_diary
| 2012-01-02 18:10
| お出かけ
|
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