栗駒・肘折 その3
2011年 09月 28日
泥湯温泉 奥山旅館の露天風呂です
2011.09.23(金)
須川温泉から下り始めます。
お山の上ですので、今まで来た方向を含めると3つの選択肢があったのですが
今回は初めてですので、r282を使って小安峡の方面に下ることにしました。
もし次に来ることがあれば、R342を一関方面に行き(逆走かも)、栗駒山を一周してみたいと思います。
道路脇にも川の流れがっ・・・ 雨が続いているからでしょうか!?
r282に入ります。(さっきはこの右方面から走って来ました)
ちょっと先に進んだ須川湖にて
色づきはじめていますね。
r282は元々有料道路だったらしいので、道そのものの状態は広くて走りやすいです。
秋田県道282号仁郷大湯線(あきたけんどう282ごう にごうおおゆせん)は、
秋田県雄勝郡東成瀬村から湯沢市を通る一般県道である。
当路線の開通時は、有料道路で、通称栗駒道路(くりこまどうろ)と呼ばれていた。
秋田県の南東端にある栗駒国定公園内を通り、
岩手県・宮城県境近くの東成瀬村椿川(国道342号)から西に向かって路線が始まり、
仁郷沢、須川湖、小仁郷沢を通って湯沢市皆瀬字小安の終点国道398号交点に至る。
距離:8.6km
栗駒山・・・見えません。
林業が盛んなところでした。 ところどころに丸太が積んであります。
しばらく走ってR398に突き当たります。
栗駒大湯という場所のようです。
ここを右折で・・・
ちょっと前までは、細くてRの厳しいコーナーが続いていたようなのですが
立派な橋と道に架け替えられていました。
こんな立派な橋が架かっています。
眼下を見下ろすと下の方に道が見えます。
栗駒大湯トンネルと書かれていました。
高規格な道です。
走りやすくなった道を下っていきます。
途中に崩落したところが見えて来ました・・・ これも地震の影響でしょうか?
下り続けるとだんだんと勾配が緩くなって・・・
北緯39度のモニュメントなどがありました。 確か40度は八郎潟にあったのでは・・・
小安峡の駐車場とおぼしき場所があったので停まってみました。
クルマを降りて歩いてみようかと思ったのですが・・・
かなり下って行くことになりそうです。
ちょっと大変そうなのと、雨が降ってしまうのがイヤだったので歩き始めましたが・・・・
止めました。(汗)
クルマで戻って、橋の上に停まってみました。
このような峡谷の底に遊歩道らしいものが見えます。
なにやらすごい音がするので、下を覗いてみると・・・
エライ勢いで水蒸気が吹き出しています。
更に拡大で・・・
皆瀬川の急流が長年にわたり両岸を深く浸食してできた小安峡谷。
岩づたいの階段を降りると、その先には遊歩道が続いています。
「シューッ、シューッ。」大地の息吹を感じさせるように熱湯と蒸気が激しく噴出しているここが、
小安峡一の名所、「大噴湯」です。
なかなか激しいものを見させて頂きました。
後になって、ちょっと歩いても良かったかも・・・なんて思っています。
でもその時は、先のことしか考えていませんでした。
今日は栗駒山で須川温泉にも入ったし、宿泊は温泉だし、
温泉ツーリングのノリで行きたいというような、雰囲気になって(して)いました。
ここからほどないところに泥湯温泉があるのは、2年前に訪ねているので知っています。
なので頭の中は泥湯温泉に行くこと・・・になっていたのです。
ここ(r51)を左折で・・・
あとは標識の案内のまま、走って行きます。
一応知っている道に入ったので、ちょっとは気楽です。
・・・そして。
泥湯温泉に到着しました。 路肩の感じも以前と変わりません。(13:00)
これが温泉街!?です。
泥湯温泉(どろゆおんせん)は、秋田県湯沢市(旧国出羽国、明治以降は羽後国)にある温泉。
温泉地周辺に複数の自墳源泉が存在し、
源泉によって泉質が単純硫黄泉、単純温泉、硫化塩泉等バラエティに富んでいる。
源泉温度は60~80℃、phは1.8~5.6の酸性となっている。
山間部の谷間に3軒の旅館、民宿が存在。近くには日本三大霊地の1つである川原毛地獄がある。
開湯は1200年前とされる。温泉の色が、泥水のような色の濁り湯であったことから、温泉名も泥湯となった。
いわゆる「地獄」のある地形の真ん中に、古い造りの温泉宿が建っています。
まわりの激しい自然環境や、冬将軍に押しつぶされてしまいそうな脆弱さも感じますが
開湯は1200年前ということですから、長い歴史の上に残って来ているようです。
今日は奥山旅館さんの露天風呂に入ってみることにします。(500円)
前回来た時は素通りしてしまったので、楽しみですっ。
こちらは足湯
山間のこのような場所から・・・
ホースで引湯しています。
こちらが露天風呂の脱衣所
いいねぇ・・・
です。
湯はちょっと熱めでしたが(温度調節が難しそう)、泥湯の名にたがわない濃厚な湯でした。
引湯の仕方が仕方なので、浴槽の底には砂利がっ・・・
(こういうの大好きです)
ちょうどこの時間日が差していて暑いくらい(さっきの雨はどうしてしまったんだ!?)だったのですが
ちょっと涼しくなれば、いい湯加減になると思います。
自分も浸かっていましたが、暑いので日陰にいました。
まぁ、蚊だかブユが飛んでいるのは、山の中だからしょうがないですね。
道路の向かいに、もうひとつの湯 (天狗の湯)がありましたので、そちらにも浸かってみました。
いゃ~っ、こちらも濃厚で満足ですっ。 !(^^)!
時刻は13:30をまわっていたので、ここにある唯一と思われる食堂で昼食をとります。
温泉街!?をふ~らふら。
どろゆ食堂 さんです。
稲庭うどんがあると云うので、頼んでみました。
美味しかったです。
温泉街の全容を・・・
温泉地には、火山ガス(硫化水素)が噴出する地域がある。
2005年末に硫化水素による事故が発生してからは、温泉地内に立ち入り禁止区域が設定されるようになった。
温泉地の外れには、道の傍らから硫化水素ガスが噴出する場所も存在するが、その場所での立ち止まりは禁止されている。
・・・の温泉地の外れに行ってみました。
危ないなぁ・・・
随所がこんな感じです。
さっき通ってきた道ですが・・・
道路のアスファルトが熱せられるので、鉄板を敷いてあります。
いゃ~っ、地球は生きていますね。
赤色のまっただなかに居ます。(爆)
生えていた木が焼けてしまっていますから・・・
そんな感じの散策をしてみました。
またまた温泉街に戻ります。(この見える範囲でおしまいですが・・・)
風呂に入って、食事・散策をして、結構長居してみました。
(といっても1時間ちょっとでしょうが・・・)
もう14:00も回ったので、そろそろ出発をすることにします。
泥湯温泉を振り返りつつ・・・
by chage_diary
| 2011-09-28 19:20
| お出かけ
|
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