山形の温泉 その3
2011年 01月 03日
肘折温泉を散策中・・・
2010.12.30(木)~31(金)
肘折温泉(ひじおりおんせん)は、山形県最上郡大蔵村(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。
最上総合支庁管内に位置する。
「肘折カルデラ」と呼ばれる直径2kmのカルデラ(窪地)の東端に位置しており、
カルデラの中心に位置する黄金温泉、最奥部の野湯である石抱温泉などとともに肘折温泉郷を形成している。
温泉街の一角にある「小松渕」は、トロイデ型(鐘状)火山の噴火口が渕になったものである。
肘折カルデラは、現在気象庁によって活火山に指定されており、
肘折温泉郷全体が「肘折火山」のマグマ溜りの上に位置している。
日本有数の豪雪地帯としても有名であり、冬季の積雪量は4mを越える。
ニュース番組の気象情報では、時々、当地の積雪量が全国ニュースで紹介される。
『大同2年(807年)老僧(地蔵権現)がこの「上ノ湯」を発見。
折れた肘を洗ったら傷も治り気力も出ました。爾来この霊湯は仏の慈悲として伝えられている。
老僧の住んだ洞窟を「地蔵倉」と呼び聖地とした。
老僧の折れた肘が湯で治ったことからこの温泉を「肘折温泉」と名付けた。』
ちょうど15:00くらいでしょうか、肘折温泉に到着しました。
自分としてはめずらしく早い時刻のチェックインです。
お宿は 湯宿元河原湯 さんというところです。
12月のなかばになって、何処に行こうか考えるようになって
あれこれリサーチ!?した結果、ここのお宿に決めました。
お宿全景です。
あまり意識をしていませんでしたが「日本秘湯を守る会」の加盟宿でした。
自分は知りませんでしたが、こちらでは「こたつ」にこのようにして温風を送るみたいです。
客室「羽黒」からの外の景色
お部屋係のおばさんと、いろいろと話をしました。
なんでも2日前は多雪で、ここに来るまでの道路(R458でしょう)が通行止めになったそうです。
上の写真のこたつへのダクトのことや、こたつに置かれていた「いぶりがっこ」のこと・・・
温泉街を散策するにあたっての概略、そして共同浴場について・・・
18:00を過ぎると街(店も共同浴場も)が寝静まってしまうこと等・・・
お茶といぶりがっこを頂きつつ
いろいろと教えて頂いた後は、温泉街に繰り出してみます。
なんせこれがやってみたくて、早く着いたのですから・・・ (15:40頃)
温泉街の地図です。 借用しました。
赤い●を記したところ(26)が、湯宿元河原湯さんです。
温泉街からいうと少し外れたところにあるのですが、ここから左斜め下の方に歩いてみます。
Jのもち屋さんがある交差点です。
金山橋方面です。
温泉街は違う方向ですので、そちらに歩いて行きます。
狭いですが、メインの通りです。
誰が作ったのでしょうか!?
お店が2つあるのでここでは商店街ですね。(D・E)
さらにつらつらと歩きます。
Cのほていやさんと、16の三春屋本館の間を・・・
ちなみに豪雪地にある温泉街なのですが、
温泉の湯を道路に引いて消雪をする方法が確立されているので、路上の雪はほとんどありません。
(ホースに穴を開けたものを要所に配置してありました)
店番の猫・・・
旧郵便局舎です。 現在は別の場所に移動していました。
こんな路地にバスがっ・・・
12.大友屋さんは自家源泉があるみたいです。
道路がカギ型に曲がっていて、その先の表情はまた違っています。
左が シ.上ノ湯 右が 8.丸屋さんです。
丸屋さんは、温泉街の建物の中でも一番風格がありました。
ちょっと銀山温泉チックな感じなのですが、結構人気が高いみたいです。
正面にある上ノ湯。 あとで入りに来る予定です。
秋葉山さん。 雪が積もっていて上には上がれませんでした。
更に進みます。
茅葺き屋根の家が残っていて、そこからツララが下がっていました。
温泉街の反対側(R.上の豆腐屋のところ)に到達しました。
写真を撮りつつ、かなりゆっくり歩きましたが、それでも10分ちょっとくらいしか掛っていないでしょう。
(15:50過ぎでした)
ホントにこじんまりとした温泉街なのですが、非常に風情があるところです。
ここは旅籠というより湯治を主にやっている宿も多いようで、
農閑期にはたくさんの人々で賑わうみたいです。
冬以外は朝市もやっているようなのですが、残念なことにその時期ではありません。
源泉井だと思われます。
R.上の豆腐屋から 1.葉山館方面を見ます。
ちょっと近づいて・・・ 1.葉山館 は一軒だけ離れていました。
源泉ドームの方面への道には雪が積もっていて、この先を入っていくのをためらいました。
おとなしく諦めて、もと来た道を引き返していくことにします。
肘折ダムと呼ばれていました。
明治・大正ほど昔ではありませんが、自分の小さい頃を想い出させる雰囲気があります。
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あとは戻り道ですので説明はありません(手抜きだ)
なんとなく気になったものを撮ってみました。
後でこの上ノ湯に入りに来ます。
こちらの共同浴場 セ.疝気湯 はカードエントリーで地元の人専用でした。
もうすぐ帰還です。(16:10には帰還)
初代のレガシィワゴンです。 2台前に乗っていました。 いまでもこの端正なデザインが好きです。
by chage_diary
| 2011-01-03 10:40
| お出かけ
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