中部地方(の北の方) その1

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野反湖のキスゲの花はちょうど良い時期でした。






2010.07.17(土)~07.18(日)


世間は梅雨のまっただなかですが、海の日を絡めた7月の3連休がやって来ました。


この週末はどこかに出掛けてやろうと思いつつ、
毎日ネットで天気予報サイトを観察する日が続きます。

予報を見続けると、いよいよ梅雨明け間際の様相で、
毎日雨(の予報)になったり曇りだったりと、日々あわただしく変わっています。
(なかなか晴れの予報にはなりません)



そんな中、天気予報を考慮した上で、2つの行き先候補地(域)に絞りました。

・1つは東北方面・・・秋田県の男鹿半島あたりを目標として他を絡めるエリア

・もう1つは信州を軸として、一目くらいは日本海を眺めてくるコース!?

結局、時間と金銭的なものをいろいろ考えて、後者にすることにしました。
秋田までは自宅から600km強、下手をすると1日じゅう走りっぱなしになってしまって
往復の高速道路で渋滞に捕まる絵が見えてしまったからです。
(来月、ほぼ確実に寄ることが決まっているのもその一因です>秋田 (謎) )



2010.07.16(金)の晩


何処に行くにしても、朝から出て行ったのでは渋滞に遭遇するのは間違いなかったので
前日の7/16(金)の晩、仕事を終えて帰宅(22:00)してから
そそくさと準備を始めて、とっとと出発をしました。

道路が空いているうちに、人口密度が少ない&涼しいところに行っておきたかったのです。
第一目標地を群馬県の山奥である、尻焼温泉にして北上します。



自宅を出発して、R122~125~17~353~145~292の経路で
約4時間後のAM3:00に現地到着です。

クルマをとっとと車中泊仕様にして、一杯やって寝ることとしました。


・・・空を見上げると、満天とはいかないまでも星空となっていました。


これは梅雨明けしたかなっ。




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・・・テンションがあがっているからでしょうか、6:00過ぎには目が覚めてしまいました。
(歳をとりました・・・ ぼそっ)



2010.07.17(土)



『尻焼温泉』


長笹川の川底から温泉が湧き出す自然豊かな温泉地。
川がせき止められ、30m四方もある雄大な露天風呂が作られている。
川そのものが温泉なので、川遊びと入浴が一緒に楽しめるのが魅力。
自然の中の温泉なので、自由入浴。つまり24時間、無料で入ることができる。



わざわざ尻焼温泉に泊まったのですから、朝風呂に浸かりに行きます。
(駐車場から徒歩3分・・・)

ここは川の中から沸いている温泉に浸かれるんですよ・・・

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見えて来ました。

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ご丁寧にも標識が設置されています。


川の水が、だいぶ増水しています。

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前に見える小屋の中が・・・

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このように温泉となっています。


まだ6:00過ぎという時間だからなのでしょうか!?
先客は誰もおらずに、一人だけで浸かることになりました。
駐車場には3~4台のクルマが停まっていたので、他にも人はいると思うのですが・・・

川の中の風呂は増水していて、冷たい水の中でした。
もっとも、毎日梅雨空で雨が降り続いていたので覚悟はしていたので
あまり落胆!?もありませんでした。


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残念ながら上の堰から水が流れている時は、温泉としては入れません。



小屋の中の内風呂(というのだろうか?)にしばらく浸かり、身体を温め&伸ばして
朝風呂を堪能することが出来ました。

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立ち去る前にクルマで来てみました。(駐車場は手前にあるため)



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尻焼温泉を後にして、その奥にある野反湖に向かいます。
山道を13kmほど上っていくとある湖なのですが、今は7月中旬・・・

ちょうどキスゲの花が満開の時期の筈。


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途中、川霧です。(7:00)

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同じ場所にて・・・


まだ朝が早く、そんなには暑くなかったので窓を全開にして走りました。
ラジオによると下界の高速道路は何処も大渋滞のようです・・・
「良かったぁ」と言える一瞬でした。

20分も山登りをすると・・・ いよいよ到着です。



『野反湖』


2000m級の山々に囲まれた標高1514mに位置するダム湖。
周囲には約300種の高山植物が自生している。なかでも、夏のノゾリキスゲの群落は見事。
湖畔を巡る遊歩道をはじめ、周辺でのハイキングや、湖での釣りを楽しめるほか、
北岸側にはロッジとキャンプ場(6~10月営業)も整備されている


いちおう群馬県には位置していますが、川の水は日本海へと流れ出ています。
元々は湿地帯だったところにダム湖を作ったようです。
地元の群馬県民も知らない人がいるほど、マイナーな存在らしいのですが
そのため、かえって人の気配が少ない静かな場所となっています。


・・・ただ、今はシーズンまっさかりですからねぇ。


天気は霧混じりの曇り空でしたが、もうかなりの台数のクルマが駐車場に停まっていました。

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まだ向こう(下流=長野側)の方は霧の中です。


まずは、前夜にコンビニで買ってきた朝飯を食べます。
俗な言い方ですが、空気がいいので美味しいです。

周囲を見回すと、立派なカメラを持った人たちも結構いました。
(今となっては端から見たら同類ですね・・・(汗) )

果たしてどうなのでしょう・・・キスゲの花は期待通りの咲きっぷりを見せてくれました。

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だんだん霧も晴れて来たかなっ。


前夜の霧&朝露が、花を生き生きとさせています。


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いちど、クルマに戻って・・・


別の方角の散策路も歩いてみました。

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ほかの種類の花もキレイでした。

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こちらの登山道はまだ霧のなかです。

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百聞は一見にしかず。
このような景色が、そこらじゅうに溢れていました。

時間が時間だからなのでしょう、まだ人出もそれほどではなかったので
ゆったりとした気分で散策することが出来ました。

きっと今日あたりのビーナスラインは凄いことになっているのでは??



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こんなベンチで横になると幸せそう・・・ですが、前夜の雨で湿っていました。


落ち着きのない自分としてはめずらしく、小一時間うろうろとしてしまいました。
きっと、朝自宅を出てきたとしたら、ココに到着した時点で満足して帰宅しそうです。


・・・ところが、今日はまだこれがウォーミングアップ(謎)です。


まだまだ一日が長いぞ~っ(喜)


ということで、上ってきた道を引き返し始めました。 

次のメニュー!?は志賀草津道路方面!?です。


六合まで戻ってR292で草津に行くのが王道だと思うのですが、
ちょっとお遊び気分で(ショートカット?)のr55で向かいます。
1~1.5車線の道が続くので距離は伸びませんが、なかなか楽しいルートです。


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左にっ。 (8:30くらい) 

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ここから白根山が見えるらしいのですが、まだ天候が回復していません。

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素朴です。

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橋を渡ると傍らにこのような渓流がっ・・・

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結構な奥地ですが、こんな開けた耕地がありました。


しばらくは狭い道をうねうね走っていたのですが、突然2車線の快適な道に化けて!?
一瞬で草津に到達してしまいました。


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草津天狗山スキー場です。 上部のカベは有名な斜面です。

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夏のリフトはなんか寂しいです・・・


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ちょっと休憩をした後、志賀草津道路を登りはじめました。(9:00くらいでしょうか)
Commented by apy-k at 2010-07-22 11:40
んー!!!野反湖!!!
行った、行ったわよ、ここ。
くねくね狭い道をどんどこ行って・・・やっとついたらしずか~~~な湖、
音がない世界っつーの?
あんなに観光化してなくて癒される湖って初めてだったよ。
その頃はカメラやってなかったからなーもったいない!
真っ青で霧もなくすばらしい景色でした。
思い出させてくれてありがとう!!
Commented by chage_diary at 2010-07-22 19:36
いいですよねぇ、野反湖。

時期が時期だったので人はかなり居ましたが、静かな雰囲気はそのままでした。
あそこに行くとなんだかわかりませんが、勝手に北欧とかを連想しちゃうんですよ。
キスゲはいい感じで咲いていました。翌日だったら真っ青な空だったと思います。

機会を作って行ってみてやって下さいねっ。
by chage_diary | 2010-07-21 23:53 | お出かけ | Comments(2)

主に週末絵日記になると思います。


by ちゃげ
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