那須・甲子 その2
2009年 10月 24日
甲子温泉 紅葉祭りにて
2009.10.24(土)
『峠の茶屋駐車場』
ボルケーノ ハイウェイは周回路なのですが、
一番上の部分から更に上っていくとここに到着します。
ちょっと下には、茶臼岳に上るロープウェイ乗り場もあるのですが、
紅葉的オフシーズン!?の15:00過ぎにしては、まだそこそこにぎわっていました。
こんな感じで目の前には朝日岳がそびえています。
ロープウェイを撮っています。 カラーリングから云っても東武系なのでしょう。
山頂駅をアップでっ・・・
上ってきた道をふりかえっています。
まぁ、ここまで来れば紅葉も終わっていますね・・・
ネットの紅葉情報で、那須=終了 というのを確認してから
(空いていると思ったので)こちらに来ているので、ある程度は諦めがついていました。
さて、ここからどうしよう・・・などと思いつつ同じ道を下りはじめました。
『那須甲子道路』
ボルケーノハイウェイから福島県西郷村の甲子温泉を結ぶ約15kmの道。
この道沿いには観光スポットはないので交通量は少なく、本当に自然の中を走る道路である。
道幅は広く、コーナーが連続しているので走りごたえは十分。
↑は有料時代の記事なので、内容(特に通行量)に関しては違うところがあるかも知れません。
こちらは去年(2008年)の9月に無料(前は930円でした)になったのは知っていました。
ただし、那須にはあまりに詳しくないので、自分としては今まで一度も通ったことがない道だったのです。
・・・なので行ってみることにしました。
さて、どんな道が待っているのでしょう?
ここのゲートも、来週一杯でなくなるのですねぇ。
標高はだんだん下がって行く筈なので、また現れて来る紅葉も楽しみにしつつ下りはじめました。
(15:30)
やはり最初のうちはまだ標高も高いので、少々枯れ色の強い紅葉です。
標高が少しづつ下がるにつれて「茶」が弱くなって「緑」が強くなっているような気がするのですが
気のせいなのでしょうか??
いいですねぇ。
・・・こんな感じで紅葉を鑑賞しつつ、福島県へと入りました。
確か、先々週もこっちの方に来た筈だったのですが・・・
過走行な日々が続いています。
R289は右折をせずに左折します。
那須甲子道路・・・930円を払う有料道路として考えると、
(新緑とか紅葉とかの)付加価値!?でもないと、通るのを躊躇してしまったかも知れません。
先日行った磐梯吾妻スカイラインのように、眼下に平野部が見えるということもなく、
基本的にはほとんどが林間部を走っている道路でした。
まぁ、2009年の今となっては有料道路ではありませんし、
那須~南会津方面へ抜けるのには、良いルートとなったのではないでしょうか?
途中廃虚になったスキー場のレストハウスなどもあり、なにか寂しい雰囲気なども漂っていましたが・・・
また、そのうち走ることもありそうです。
『甲子温泉』
R289を左折して、またすこしづつお山を上っていきます。(16:00)
すこし走ると・・・
道路沿いの色づきは最盛期ですね。 こりゃ・・・
途中の駐車場でクラッシックカーの集いみたいな団体に遭遇しました。
パブリカのコンバーチブルですっ。
去り際に見ると、他にも観音開きのクラウン、ミニ、ヨタハチなども停まっていました。
そこから、ほんの少しだけ走った駐車場の紅葉が
やたらにキレイでしたのでまたまた停まってみました。
(自分的な)2009年紅葉ランキング!?などと云うものがあったとすれば
何の部門になるかわかりませんが、何かの一等賞をあげたいような美しさでした。
願わくば「もっと光を!!」なのですが、
・・・そもそも今日は「ありえないお出かけ」だった筈なので、
これ以上の贅沢は言わないようにします。
『甲子道路』
国道289号は、新潟県新潟市を起点として、福島県の南会津地域、
県南地域を経て、いわき市に至る道路です。
このうち、南会津郡下郷町から西白河郡西郷町までの間は険しい峠に阻まれ通行不可能となっており、
幹線道路としての機能を果たせない状況となっていました。
「甲子道路」は、この通行不能区間の解消を目的として地域の方々と共に整備が進められました。
「甲子道路」の開通により、南会津と県南地域が新たに結ばれ、
文化や経済、観光などの幅広い交流を通じた地域ネットワークづくりが実現します。
平成20年度は、管理施設工事及び舗装工事等を行い、9月21日に開通しました。
まだ、開通して1年ちょっとの道なのです。
文化圏を繋げたという意味では 信州の伊那~木曽を貫いた権兵衛トンネルに通じるものを感じました。
これが開通する以前は、この区間・・・その筋!?では有名な酷道だったみたいです。
どんどん上って行くと、新しい道路の常!?なのでしょうか、
まっすぐな道 ・長~い橋 ・長~いトンネルの組み合わせになっていきました。
途中、景色の良さそうな橋のたもとで停まってみます。
もうだいぶ暗くなっていた&枯れていたので、すこしばかり寂しい色合いになってしまいました。
この区間は信号がないので、一度クルマが連なるとなかなか道路に出られません、
時間的にも南会津から白河方面へと東進するクルマは多かったです。
あとはまたまたトンネルをくぐって・・・
「甲子道路」の要となる「甲子トンネル」は、
通行不能だった甲子山(標高1549m)を全長約4.3kmにもわたり貫通する
福島県で一番長いトンネルです。
これが甲子トンネルの中です。
トンネルを抜けると時間が過ぎていたのか、薄暗くなったような気がしました。
『南会津へ』
しばらく下っていくと、道の駅しもごう なるものが出てきました。
去年の同じ時期、開通直後に通った時はなかったような気がします・・・
せっかく!?なので寄ってみました。
気温もだいぶ下がっている上に、風も吹いていたため寒いです。
お祝いムード満点でした。
紅葉はもう・・・
置いてある土産物に会津を感じました。 山を一つ越えると文化圏は確実に変わりますねぇ。
実際はこの画像よりもだいぶ暗くなっていました。
しばらく休憩をして、道の駅しもごうを発ちました。
まだしばらくは下っていきます。
新しい道路はコーナーのRも大きいです。
『帰途へ』
R289からR121に突き当たったところで左折するつもりだったのですが、
その手前を左折する道(r347)が、会津田島への近道っぽかったので使ってみました。
どうやらR121は、その区間が通行止めだったみたいです。
通行量がやけに多かったので、どうしたものかと思っていたのですが・・・
逆に考えるとR121が通常通りに使える時は、いい裏道かも知れません。
会津田島で夕暮れをむかえました。
もうすぐ、真っ暗になります。
道の駅 たじま にて・・・
道の駅 湯西川 の足湯 (18:00)
かなり地元に近くなった、五霞の「ステーキハウス 赤坂」にて夕食を食べて(20:15くらい)
帰宅となりました。
ステーキハウスなのにハンバーグを食べていますが、安くて美味いんです。ココ
この先は南に下っていくほど雨が強くなって来ました。
北の方角に出掛けたのは正解だったようです。(ここまで一度も降られませんでしたし)
そして、自宅に着いたのは21:00過ぎとなっていました。
走行距離 421km
ついで・・・的気分で行った割には、なかなか内容の濃い!?ツーリングになりました。
来週はまたまた信州が呼んで!?います。(汗)
by chage_diary
| 2009-10-24 23:30
| お出かけ
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