2017 GW その4

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白米の千枚田にて。






2017.05.05(金)


黒島天領集落を散策してからはR249を輪島の中心地に向けて走ります。
能登半島は空港の名前にも「里山」ということばが入っているように、それを売りにしているようですが
果たして、里山あり、棚田あり、集落ありで そのとおりの場所が多いように感じます。


能登半島の地形は、低山と丘陵地が多いことが特徴です。また、三方を海に囲まれているため、遠浅の砂浜海岸や外浦と呼ばれる岩礁海岸、内浦と呼ばれるリアス式海岸を含む内湾性の海域と、海岸線も変化に富んでいます。
気候は日本海側気候型に属し、冬季には積雪がありますが、沖合を対馬暖流が流れているため、同緯度の他地域に比べて比較的温暖です。そのため、暖寒両系の動植物が生息する等、豊かな生物相が見られます。

能登半島は、土地利用、農林水産業、食文化、祭礼、工芸、生物多様性などにおいて、里山から里海までが密接につながり、一体不可分となっている地域です。



実際冬に来たことは無いのですが、確かに豪雪地帯という印象は不思議と無いような気もします。
ただ金沢出身の友人は冬になると(ずっと曇天で)憂鬱になると言っていましたが・・・


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総持寺です。横浜の鶴見にある総本山はこちらが由縁のようです。


父親が亡くなったことによって、自分の家の宗派がやっとわかったような人間ですが
どうやら 曹洞宗の禅宗の家系のようです。
寄ってみたかったのですが、今日はスルーします。


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関東地方とは季節が半月~1か月ずれているようです。

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確かに里山・・・っぽい景色。というか典型的な日本の景色ですね。

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輪島市街に到着しましたっ。16:40


本日の宿泊地にやってまいりました。
5月は日もそこそこ長いので、太陽はまだ高いところにあります。

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なにやら、明日の天気はあまりすぐれないようです(雨??)
ですので、自分的にはお気に入りの場所に前倒しで行ってみることにします。


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・・・ですので、そのまま市街を通過しました。


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海沿いを走ること15分ほど・・・

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白米の千枚田に到着しましたっ。


GWだからなのでしょう、すぐ近くの駐車場は満車なのが予想されたので
ちょっと手前の臨時駐車場にクルマを停めました。(ちょうど1台分だけ空いていました)
自分が停めている間にも、ぞくぞくクルマが到着します。

ラッキーでした。

驚いたことに、3km先の臨時駐車場からのシャトルバスまで運行されていました。
昼間はさぞかし混んだのでしょう。


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この駐車場の先です。

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白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。
水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、古くより「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。

白米千枚田は世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田として、年々注目を浴びています。千枚田は「日本の原風景」と呼ばれ、2011年6月、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
昔ながらの農法が現在も行われており、日本古来の農法「苗代田」を復活させました。実際に種籾から苗を育成し、稲作を行う取り組みを行っています。



小学校の頃、社会の教科書に掲載されていたのを見て感動し
実際初めて訪れたのは大学生の時でした。(前述の金沢出身の友人と一緒に)
その時はひなびた場所でした。道路も狭く、ひとりのおばあちゃんが小さいわらじのキーホルダーを
売っていたのを買った記憶があります。
(たしかボールペンで「千枚田」って書いてあったような・・・)

それから30年以上経っていますから、観光スポット・・・は時代の流れだと思います。
駐車場には観光バスも何台か停められるようになっていますから。


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でも、見られる田んぼの風景は昔のままだと思います。
今日は時間があまり無いので、下の海沿いまで降りるのはやめますが・・・


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青空の下、見られるのは今日だけかな・・・と思いつつ、輪島に引き返すことにします。

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まだまだ日が高い。 17:12


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R249を戻ります。

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海は右手に見えるようになります。

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そして今宵の宿 高州園 に到着っ。 

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千里浜からは100km程度しか走っていないようです。 17:24


夜中から走って来たことを考えなければ、能登半島の西岸を半日掛けて走ってきたので
ぼちぼち、いろいろな場所に寄ることが出来たと思います。


チェックインを済ませます。

2月に能登半島に行くと決めた時、どこに泊まろうかと考えたのですが
いつも輪島の街は通過するところになっていて、腰を落ち着けた感がありませんでした。
ですので、有名な朝市にも行ったことがありません。

ですので、輪島市街に泊まることに決めました。
ところが意外に宿が無いのです。
一度宿に入ったあとは風呂に浸かって・・・寝て・・・という人なので、外食をする宿の気分じゃありません。

高州園 さんは、輪島でも老舗の宿だと思っていますので
ちょっといい値段でしたが、泊まることに決めました。

果たして、どういうお宿なのでしょうか??



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部屋は6階でしたが、窓の外は全面 海 ですっ。


オーシャンビュー という言葉は良く聞きますが
ここまで ぜ~んぶ海 というシチュエーションもなかなか無いのではと思います。

チェックインは17:30頃でしたが、夕食を19:00からにして頂いたので
まずは風呂に入って来てから、ゆっくりと日が沈むのを楽しみました。

高州園さんは 昭和のホテル!といった感じの宿で
フロントの前にはお土産売り場もあり、カラオケスナック!?や居酒屋的なものもあって
なにやら懐かしい感じでした。
風呂そのものも大浴場はかなり大きく、海を眺めながらぼけっと出来る露天風呂もあって
なかなかくつろげました。


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海に向かって左が輪島の市街です。

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ちょっと引いて・・・

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一方右側はさっき行った千枚田の方(東)です。

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そして日が落ちました。 18:38


よくよく考えてみると、旅に出た時くらいしか 夕日が沈むのを堪能する。
なんてシーンはそうそうないのです。

そういう意味では、旅情を堪能したのかも知れません。


19:00 からの夕食は下階の大宴会場で・・・
写真の説明は宿のHPのままです。


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◆あわびや雲丹など8種類の新鮮なお造り

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◆肉質が最高ランクA5級の中からさらに選び抜かれた能登牛プレミアムを100g

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◆食通をうならせる 高級魚 のど黒の姿焼き

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こういう食べ物でしたら日本酒ですね。


といったものを主とした夕食でした。
なんか良いモノを食べていますね・・・(汗)

どれも美味しかったのですが、ふだん決して進んでは魚を食べない自分が美味いと思ったのどぐろは絶品でした。

仲居のおばちゃんにムリを言って アオサ入りのみそ汁のお代わりをお願いしたら
自前のアオサをわざわざ取りに行って入れてくれました。


そんな気持ちに感謝です。

う~ん、いろいろな意味で満足しました。





21:00過ぎから 御陣乗太鼓の披露があるとのことで、階下に降りてみました。

披露が始まる前はおかかえの方々が、演奏する・・・のプラスアルファかと思っていたのですが・・・


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いゃあ、すごいですね。

自分も楽器をやっているので少しはわかりますが
これは凄かったです。
魂を揺さぶられる・・・という言葉は簡単に使ってはいけないのでしょうが
没頭してしまいました。

チェックイン時にわざわざ別にチケットとして配布されたのですが
そこには入場料金が記載されていました。

その金額だったら出して聴く価値はあるな・・・と素直に思ったので
良かったのだと思います。


石川県指定 無形文化財 御陣乗太鼓

天正4年(西暦1576年)越後の上杉謙信は、七尾城を攻略して「霜は軍営に満ちて 秋気清し 越山を併せたり 能州の景」と詠じ、その余勢をかって奥能登平定に駒を進めた。
現在の珠洲市三崎町に上陸した上杉勢は、各地を平定し天正5年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せてきた。武器らしいものがない村の人達は、鍬や鎌で打ち向かったがさんざんな負け戦であった。そのような時、村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海草を頭髪とし、太鼓を打ちならしつつ、上杉勢に逆襲し、戦いを勝利に導いたという。面をつけることによって、「御陣乗り」と称して今日まで伝えられている。
この戦勝は舳倉島の奥津姫神の御神威によるものとし、毎年奥津姫神社の大祭(名舟大祭・7月31日夜から8月1日)に仮面を被り、太鼓を打ち鳴らしながら、御輿渡御の先駆をつとめ、氏神への感謝を捧げる習わしとなって現在に至っている。
始めはゆっくり、次にやや早く、最後はもっと早く、即ち序・破・急の三段で打ち切り、各自が自由な形で見えを切り、面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが御陣乗太鼓見どころであり、聞きどころである。

御陣乗太鼓保存会 パンフレットより



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部屋に戻ってからは、もうひとっ風呂。
漁り火こそあまり見られませんでしたが、夜の海を眺めながら入る風呂は良いものでした。

やはり前夜はちゃんと寝ていなかったので、22:00過ぎには就寝してしまったと思います。
by chage_diary | 2017-05-07 22:38 | お出かけ | Comments(0)
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