東北地方温泉行脚 その6
2016年 09月 13日
今年はちょうどこの時期に当たりました。
2016.09.04(日)
R47を外れて、大蔵村にショートカットをしています。 16:18
赤いクルマが停まっているところだけ道路の幅が狭いのです。まぁ、いろいろ事情があるのでしょう。
立派な陸橋の橋脚が出来上がっています。上を走る道路はいつ頃完成するのでしょうか??
という感じでぼちぼち来ているので、変わっていることに対しては気づきます。
何の縁でこれはどわかるようになってしまったのかと云うと、
今宵お世話になる肘折温泉の存在がそうさせているのです。
十年前まではその存在さえも知らなかったのですが、一度来てからというもの
ここ数年間で5~6回は来ているでしょうか??
自分の行動パターンから云うと、ある意味特殊なケースなのです
(同じところにはあまり続けて行かない??人だと思うのですが・・・)
ですので、このブログを書き始めてからは何度か登場していると思います。
まぁ、それだけ気に入っているということなのでしょう。
一応国道の458号ですっ。
人里を離れ、だんだん山の中へ
そのまま宿に行っても良かったのですが、ちょっと寄り道をしてみます。
収穫の秋なので??
到着っ。 16:37
四ヶ村の棚田
「日本の棚田百選」にも選ばれました。
葉山や月山などの山々に囲まれた緩やかな傾斜地に広がる棚田で、「日本の棚田百選」に選出されました。
素晴らしい先人の知恵と丹精が感じられます。夏には「四ヶ村棚田ほたる火まつり」が開催されます。
自分の想像ほどは黄金色にはなっていませんでした。
でも収穫の秋なのは間違いありません。
いいですねぇ。ここ
時間が時間でしたので、斜面は日影になってしまいました。
ちょっと残念でしたので、また明日の出がけに寄ってみようと思います。
う~ん、秋の空 16:47
宿に向かう国道458号に戻ります。
そしてその途中です。
一面の蕎麦の花が待っていました。
湯の台高原と云う場所です。 16:53
国道458号線、肘折の手前にある湯の台高原。9月上旬には、広大な高原一面がそばの白い花でおおいつくされます。
まさに白いじゅうたんを敷きつめたような風景です。夏の終わりと秋の訪れを感じさせる白い花を写真に収めようと、多くの人が沿道に訪れます。
また、月山、葉山、鳥海山の眺望、冬には約4mの雪壁も見られ、四季折々、雄大な風景を楽しむことができます。
いゃあ、すばらしいっ。
一日の移動の最後に良いものを観られて満足した状態で
今宵のお宿を取ってある肘折温泉へと入ってまいります。
肘折希望大橋ですっ。数年前に崩落があった区間に掛かりました。 17:07
のぞみを継ぐ「肘折希望大橋」
平成24年春の大規模な地滑りによって寸断された、国道458号と肘折温泉を結ぶ県道に架けられた桟道橋は、
「肘折希望(のぞみ)大橋」と名付けられました。
同年8月中旬に着工し、年内の開通にこぎつける為工事は急ピッチで進められました。
10月末からは24時間態勢となり、雪の降る厳しい状況の中での大工事。
住人達は全国から集まった作業員の方々に手を合わせたいような気持で工事を見守りました。
全長240メートルの肘折希望大橋はS字カーブの形状で、「鋼製ラーメン桟道橋」としては国内最大級だそうです。
ドイツ語で「骨組み」を意味する「ラーメン」にあやかって大蔵米粉麺も開発されました。
平成25年5月からは橋の本工事がのぞみを継ぐ「肘折希望大橋」始まりました。
その名の通り肘折温泉に希望をもたらしてくれる肘折希望大橋の本開通は平成25年11月末の予定です。
その肘折希望大橋を通って下って行きます。
そして肘折温泉 元河原湯 に到着ですっ。 17:10
元河原湯さんにお世話になるのは、かれこれ4~5回目でしょうか(忘れている)
こうやって何度も来るってことは居心地がいいのでしょう。
帰ってきた・・・と云うには大げさですが、ちょっと安心感を伴ってのチェックインです。
今日は時間にゆとりを持ったつもりだったのですが、結局17:00を回ってしまいました (汗)
ここに来たからには絶対に行きたいところがあるので、チェックインをしつつちょっと巻き!?で・・・
冷たいお茶と・・・
フキと・・・
お菓子を頂きつつ・・・
今回は珍しく川側の部屋が取れました。
ひとやすみしてから浴衣に着替え、さっそく温泉街を歩いています。
ここの温泉街は、極端!?な観光地化はされていませんし
・・・そうかといって、極端に鄙びた!?感じでもありません。
地元のお住いの方々が農閑期に集って湯治に来る風習も残っているようですし
都市圏から来訪する方々もそれなりにいらっしゃるようです。
自分にとってはなんというか ちょうど身の丈に叶った 感じなのです。
普通の路地のようですが、こちらは目抜き通りです。
ここはちょっとした広場!?になっています。
お店ではお土産はもちろん、日用品も売られています。
お向かいのお店
この先の両側も温泉宿です。朝はここで朝市が催されます。
ゆる~い感じが良いです。
こちらは酒屋でもあり、よろずや・・・
旧郵便局の局舎です。
こちらの宿にはいちど泊まってみたいと思いつつ・・・
こんな感じで、歩いていますが
実は所要時間は5分も掛かっていないと思います。
そして、目的地に到着っ。
上ノ湯ですっ。 17:34
自分でも上手く説明出来ないのですが、この湯が好きなんです。
上ノ湯は温泉街の中心にある共同浴場で、肘折温泉のシンボルである。
隣には薬師神社への長い石段がある。建物はコンクリートで、がっちりした造りだ。
浴室には大きな石造りの湯船がある。窓側には石の地蔵が祀ってある。
泉質はナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉(旧泉名:含重曹-食塩泉)である。
源泉の温度は51.6度、PHは6.6である。
特に大きいとか、刺激的だとか、お湯の色が・・・とかそういう特徴的な話は一切無いのですが、
お湯の密度感!?というかなんというか・・・
なんとも充実しているのです。
一汗かいて、すぐ脇のお店でビールを買って、バス停の傍に腰掛けて一杯!のシーンです。
くぅ~っ、サイコー!
ビール片手に温泉街を戻ります。
こちらは以前お世話になったことがあります。
温泉街は云うほど大きくはありません。大枠で云っても端から端まで徒歩10分未満です。
18:00を回ると、先ほどまで開いていた店も閉店です。
ホロっとしつつ、お宿に戻りました。 18:12
18:30からは夕食ですっ。
by chage_diary
| 2016-09-13 23:00
| お出かけ
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