CarotOne TITTA
2014年 06月 28日
イタリア産です。日本人にはなかなか考えられない独創的な配色ですね。
パッと見た目の印象が刺激的で、実際にお店で試聴してみると・・・
なんというのでしょうか「元気が出る」音だなぁ・・・とかねがね思っていました。
これもたまたま e☆イヤホンを俳諧していた時に目(耳)にしました。
その時は買うのを思い留まったのですが、結局我慢が出来ず・・・
後日、通販で注文をしてしまいました(汗)
CarotOne TITTA
◎製品特徴◎
一度見たら忘れられないデザインと個性的かつ魅力的なサウンド。
2011年にイタリア・ナポリからやってきた「Carot one」は瞬く間にここ日本でも
「人気ブランド」の仲間入りを果たしました。
発表された「ERNESTOLO」「FABRIZIOLO」「GILDOLO」の3製品はいずれも手にひらに収まる小さな作品です。
しかしその小さな作品群が与えたインパクトは非常に大きなものでした。
たった3製品で私たちに、「オレンジ色の筐体にブルーLEDデザイン」「真空管の暖かみと
デジタルのハイスピードを融合したサウンド」というCarot Oneに対する強烈なイメージを植え付けたのです。
製品にはエンジニアであるアントニオ・ロッシが最初に掲げた「素晴らしいハイファイ製品を適正な価格で提案する」
という基礎概念が息づいており、個性豊かな製品群を納得の価格で購入できるのも
わずかな期間で「ブランド」を確立した要因ではないでしょうか。
96kHz/24bit、USB DAC-PRE「PACOLO」の発売を控え、ますます期待高まるCarot Oneから一足先に意外な新製品が届けられました。それが「TITTA(チッタ)」です。
ROCK SOLID Metal Ear Cupと名付けられたアルミ製のハウジングと、ブルーで彩られたイヤーチップとケーブル。
ハイスピードでありながら艶やかなサウンド。TITTAを見て、聴くと、それはどこをとっても「Carot One」らしい製品に仕上がっていました。
装着感の素晴らしさも特筆すべきポイントです。耳に入れた瞬間から装着していることを忘れるような心地よさ。
これはサイズ、重さ、そしてケーブルの引き出し口のシンプルさ等、様々な角度から煮詰めた設計の賜物です。
そのケーブルの素材にはTPEが使用されており、プラスチックとゴムの双方のメリットを併せ持つこの素材が、
扱いやすい柔らかさと絡まりにくい使い勝手の良さを両立しています。
サウンド面では艶やかで暖かみのあるサウンドにまず驚かされますが、様々なジャンルの音楽を再現する能力を有しており、
特に大編成のオーケストラをも再現しきる耐入力の高さは素晴らしいものがあります。
TITTAを聴いていると設計者であるアントニオが如何に素晴らしい感覚の持ち主であるかが分かります。
それは良いサウンドを得るために高級な素材を注ぎ込むのではなく、コスト的な制約がある中で、
どのように「聴かせる」サウンドを創り上げるか、というセンスです。
アンプだけでなく、イヤホンという全く違うジャンルの処女作でそれを一貫したサウンドで成し遂げる彼のセンスには、
「次はどのようなアイデアで驚かせてくれるのだろう?」という期待が高まります。
「まずデザインに惚れ、使うたびに納得する」
TITTAの登場はCarot Oneという素晴らしいブランドをより多くの人に知っていただく良い機会となりそうです。
形式 密閉型カナル型イヤホン
ドライバー 11mmダイナミック型ドライバ
周波数特性 20Hz ~ 20,000Hz
感度 100dB
インピーダンス 16Ω
コード長 1.2m(Y字型)
いつも引用をさせて頂いている、製品の紹介文ですが
この機種に関しては思い入れが感じられます。
Carot one というこのイタリアのブランドは、真空管を使ったアンプをリリースするなど
精力的な開発をしているようですが、製品のカラーは基本的にこのオレンジ(金色?)なのです。
まぁ、Carotというくらいですからオレンジなのでしょうね。
コードの長さは 1.2m この青とオレンジの配色にやられてしまいました。
拡大してみます。 L型プラグの色が違うのはご愛敬で・・・
更に拡大してみます。見るからにアルミ製ですっ。
このイヤホンにはデフォルトではMサイズのイヤーピース(2組)しか付いていません。
装着してみたところ、どうも自分にはサイズが合わないようなのです。
せっかく色が気に入って買ったものですから、どうせならこのまま使いたい・・・
そう思って調べてみたところ、なんとご近所のYドバシアキバにサイズ違いのイヤーピースが売られていることがわかりました。
早速行ってみます。
実際に試着してから買うことが出来るものでもないので、
当初Lサイズにしようと思っていたのですが、その場でSサイズとどちらが良いのか迷ってしまいました。
お店の人に聞いてみたところ・・・
どうやら自分の耳の穴は小さいようです(驚)
結局、Sサイズを購入しました。
結果的にはぴったりと納まったので、これが正解だったようです。
ハウジングがそれほど大きいわけでもないので、
耳の中から出っ張ることがなく、すっぽりと納まるという感じでしょうか!?
手書きの汚い文字は自分が書いたものです。字が上手い人を尊敬します。
上の2つがSサイズ、下の4つがMサイズです。
ちなみに2014年6月の時点で、Mサイズはすでに欠品
S・Lサイズも在庫稀少となっていました。
このイヤーピースが単独で売られていることをご存じ無い方も多いと思うので、もしキープしたい方は早めにした方が良いと思います。
イヤーピースを外した状態です。きちんとネットが付いていました。
この写真がイヤーピースの大きさを見るのにはちょうど良いと思います。
音を聴いてみました。
試聴の時に思った元気な音(=快活)だという印象は今も変わりません。
どちらかと云うと中高音を強調した音の造りになっているようです。
いわゆる「低音ホン」ではありませんが、ウッドベースの音の出方などはまとまりがあって
なかなか良い雰囲気です。
日本の工業製品的な指標である、数値的な特性等の尺度では特筆するものが無いかもしれませんが、
難しいことを考えずに、気持ち良く音楽を聴くことが出来るイヤホンだと思いました(抽象的でわかりにくいですね・・・)
音響特性で無理をしていないフルレンジスピーカーと云った感じでしょうか。
長い時間聴いていても疲れずに聴ける、飽きのこないタイプだと思います。
後ろに見えるオレンジの入れ物は百均にて購入して来ました。
by chage_diary
| 2014-06-28 23:29
| 音楽(ヘッドホン)
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