三十槌の氷柱 2014

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ここ数年はなんとなくマメに通って!?いるような気がします。





2014.01.18(土)

諸事情があって、去年の年末からはあまり遠出をしていません。
年末年始の休暇も自分にしては珍しくおとなしいものでした。

この週末も何の外出予定も立てていなかったのですが、突然思い立ったように出かけることになりました。
朝食を食べ終わってから決まった話なので、出発は10:00過ぎです。
この時間から遠くに行くのも何でしたので、この季節になるとクローズアップされる奥秩父をチェックしてみます。
例年より少し早いようなのですが、三十槌の氷柱(みそつちのつらら)が
いい具合!?に育っているようなので、行ってみることにしました。


ちなみに こちら は去年行った時の日記です。


行きはR122~125~17を使い、熊谷からR140で秩父入りをしたのですが
ここまでで、自宅から100km 3時間近くを費やしています。
すでに13:00前ということなので、秩父市内で昼食をとってしまうことにしました。

食べるお店はほぼ一年ぶりとなる 豚みそ丼本舗 野さか さんに決定!
結構な人気店ですので、どれくらい並んでいるのでしょうか!?

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着いてみると何組かの先客が並んでいましたが、駐車場がちょうど空いたのがラッキーです。

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意外と回転が良く、15分ほどの待ち時間で店内に入ることが出来ました。

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今日は 大盛り(1,050円)で行ってみます。 (去年は並盛りでした・・・)


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まもなくやってきました。丼の蓋から豚肉がはみ出ていますね。

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蓋を開けると、こ~んな感じですっ。


味噌漬けは秩父に古くから言い伝えられた保存手法の一つでした。
猟師が捕った”いのしし”を保存する為に味噌漬けにしたと言われています。
その後”いのしし”から”ぶた”になり、秩父名物として味噌漬けが作られたというわけです。
観光客やバイカーに人気のお店として、テレビや雑誌などにも紹介されています。



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旨いっ!!


自分の母親がこちらの方の生まれだからなのでしょうか!?
育った場所は神奈川でしたが、小さい頃からこの味には慣れ親しんでいたように記憶しています。
この味噌が香ばしく焼けるニオイがなんともいえませんっ。










・・・ということで、お腹も一杯になりました。
当初の目的地!?である 三十槌の氷柱 に向かいます。

秩父の中心地から20km強はあると思うのですが、
この先のR140は道路の流れも良いので、1時間もかからずに到着しました。

氷柱そのものは川沿いにあるのですが、駐車場はその両側にあるキャンプ場のものを使うようになっています。
川の両岸に ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場、槌打キャンプ場 と2つのキャンプ場があるのですが
過去の経験から、空いていそうな槌打キャンプ場に向かいました。


なんと駐車している車両は三台だけでしたっ。


まだピークシーズンではないので空いているのでしょうが、
週末の土曜日にこんな調子で大丈夫なのだろうかと、いらない心配までしてしまいました。

どちらに停めても普通車は一台500円なのですが、料金を徴収する人もおらず
料金箱が置かれているだけだったりして・・・(ちゃんと支払いましたよっ)


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そんな槌打キャンプ場の場内を下って行きます。

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キャンプ場の池も凍結・・・さすがにこの気候ではキャンプしている人も居ないでしょうね。本業的!?にはオフシーズンかと??

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キャンプ場のオーナーさん?が造ったと思われる人工氷柱がありました。

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気温が低いので霧状に吹いていると、どんどん氷が成長するようです。

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上のと別の場所にも人工の氷柱が育っていました。

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本命!?はこちら


三十槌(みそつち)の氷柱

奥秩父の冬の名勝「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、岩肌にしみでる湧水が創り上げる氷のオブジェです。
荒川源流の大自然の中にできあがるこの氷柱は1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬までご覧いただけます。
また、1月18日から毎夜行われるライトアップにより昼と夜で全く違った風景をお楽しみいただけます。



ちょうど今晩からライトアップなのですね。

槌打キャンプ場は、氷柱を見る川岸からみると対岸になるので川を渡るのですが
重機を使って河原の形を変えて、歩きやすくしてあります。
ホントはこんなことをしていいのだろうか・・・とも思うのですが
まぁ、ちゃんと話すところには話してあるのでしょう。


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こちらが下流側・・・真ん中の道!?は重機(クルマ)が通れるようになっています。

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そして上流側・・・長さ4~5mの鉄橋で渡れるようにしてあります。(遠くに見える白いのが氷柱です)

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だいぶ近づいて来ました。


ここの氷柱は大きく言うと2つあります。

① ひとつは古来から自然に湧き出ているわき水が凍って出来たもの

② もうひとつは人工的に霧!?を吹いて造り上げていったもの

今回でここに来るのは3回目なのですが、以前は ① しかなかったのです。
一昨年は来られなかったのですが、去年来た時には2つになっていました。
ですので ② は 造りはじめて2~3シーズン目となるのでしょう。


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下流にあるのが ① です。 左下の黄色い点!?は照明点検作業中!?の人のヘルメットでした。

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両方を一枚に収めてみました。 少し離れていますが 左(下流)が① 右(上流)が②です。

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これは望遠レンズで遠くにある ② を撮ったものです。


天然氷柱の上流の崖に水を流して造られた氷柱。
より大きなスケールの氷柱が皆様をおむかえします。

幅55m、高さ25m!!の氷柱



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こちらが ① です。


石清水が創る天然の氷柱が迎えてくれます。人の手が一切加わらない自然の造形は神秘的なたたずまい。
冷たい川の空気を吸えば、心が洗われるようです。

幅30m、高さ10m!の氷柱




後は気が向いたままに撮ったので、見てやって下さい。

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日影の寒い中、30分近くは居たのでしょうか!?
なんとなく満足出来たので、立ち去ることにしました。







後は来た道を戻って・・・なのですが、
いつもここに来た時はR140をそのまま折り返さずに、もう少し奥の方まで行ってから帰ります。

この道はR140の旧道区間(現在も国道扱いです)なのですが、
現在は山梨と秩父を繋ぐ雁坂トンネルと同時に、この道と平行したバイパスが開通したため
ここで生活をしている人以外の通行は極端に少なくなったと思われます。

かつては秩父往還の主要な場所として関所も設けられていたという、由緒ある道です。

走っていると旧来のままの古い集落や、傾斜地に耕された農地などの
いわゆる里山的な自分の琴線に触れる景色が続くのです。



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三峯神社との分岐点を過ぎると少ない通行量が更に少なくなります。写真はその上流の秩父湖ですが・・・水少ないですね。


よくよく考えてみると、三峯神社との分岐点はトンネル内でY字型に分岐していたのですが
ダムの脇のT字路に変更されていました。
以前は長時間の信号待ちだったのですが、かなり解消されたのではないでしょうか!?


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かなりの傾斜地にもかかわらず、結構な数の住宅があります。

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何時降ったのかはわかりませんが、日照時間が短い為かなかなか融けない雪・・・

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ここも国道ですっ。 右のお宅には薪が積み上げてありました。

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ちょっと景色がひらけたので停まってみました。

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う~ん、山深いっ。

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しばらく走って栃本集落に到着


標高2000m級の山岳に囲われ奥秩父と呼ばれる大瀧村は、
古くから秩父地域よりも国境を介する甲州や信州との関わりが強い地域でした。
「甲武信:こぶしん」はまさに甲州・武州・信州の3国にまたがる山間地域をさします。
大滝村の最西端に山の急斜面にへばりつくように形成された「天空の村」栃本集落があります。
この地域では古くから往来が難儀する集落の単位を「島・しま」と呼んでいました。
この集落を島と呼ぶ単位は新潟県の山中にも見られます。
古くから甲州と武州を結ぶ旧秩父往還筋はこの栃本集落を通るのですが、
この道の風景が日本の道100選にも選ばれています。

戦国期、この地域に金山が発見されると甲州の武田氏によって栃本関所が置かれ金山奉行の支配下になります。
武田氏時代の栃本関所は金山監督の為の役所でしたが、江戸時代に入りこの地が幕府領となると、
武州・甲州・信州を結ぶ秩父往還の要衝として関所の役割は強化されていきます。

陸の孤島である険しい山間の金山経営はやがて幕府から民間に委託されるようになります。
かの有名な発明家、平賀源内も金山開発に携わっていました。
いくつもの難所を越え険しい山肌を縫う秩父往還道は、明治になり国道に指定され整備されます。
その後中津川ダムの建設によって高規格のバイパスが建設され、
さらに奥秩父と山梨塩山を結ぶ雁坂トンネルの開通により、栃本へのアクセスは容易になりました。
バイパスは険しい谷間を橋梁とトンネルで貫通し、栃本集落が見下ろす遙か下を縫いながら
山を挟んだ裏側を通り抜けています。
その為旧道沿いの風景は何事もなかったかのように残り、集落では今まで通りの生活を送っています。



引用させて頂きました。


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この景色がここの集落の成り立ちを語っているような気がします。 猪除け!?の柵に苦労が忍ばれます。

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栃本関所跡です。


奥秩父大滝地区の栃本には、「栃本関所跡」があります。
「栃本関所」は、戦国武将で有名な武田信玄が設置した関所跡として伝えられています。



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長い年月を掛けて石垣を積んで来たのでしょうね。


この栃本集落に来る時はだいたい氷柱とセット!?での来訪となるのですが、
何時か陽気が良い季節にゆっくり散策をしてみたいと思います。
同じ埼玉県内でも全然違う場所ですから・・・ここは。

夕刻が近くなったからなのか何軒かのお宅からは、煙突から煙がたなびいていました。
薪を炊いて風呂でも沸かしているのでしょうか。


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奥に行くに連れて、周囲の山々には雪の量が増えて来ました。

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そして現在の主要道であるR140に出ました。

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新しい道はまっすぐです。

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踏切での停車時に車内から撮影・・・

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秩父の街に戻って武甲山をふり返ります。


日が短い中、帰途に就きました。
秩父を16:00過ぎに発って、19:30頃には帰宅しました。

(寄居からR254で帰ってきたのですが、玉淀橋~川島町までの間を1時間で帰って来てしまいました。
時間を考えたらR17経由よりこちらの方が良さそうなので、一応メモ・・・)


走行距離 270km くらい
by chage_diary | 2014-01-19 23:07 | お出かけ | Comments(0)
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