2013 紀伊半島【19】(4日目・その4)

b0168647_2052315.jpg

ホテルの客室からです。昼間は天気が良くなかったのですが、夕焼け空となりました。





2013.08.25(日)


b0168647_14524137.jpg

今日のルートは緑線で表示しています。


那智山から今宵の宿がある紀伊勝浦まではほどない距離です。
この夏休みに泊まる宿は、極力タイプの偏りがないように取ったつもりなのですが
結果的には自分の趣向からなのでしょうか、どうもこぢんまりとした小規模の宿が多いのです。

ただし、今日に限っては非常に大規模な宿を取ってありました。

その名は ホテル浦島 といいます。

関東圏の人はともかく、近畿の人で知らない人はいないのでは??とまで言ってしまえるような有名な宿だと思います。

コンセプトはその名の通り「竜宮城のような別世界でのひとときを」なのでしょうか??
評判はいろいろとあるようですが、温泉について悪く言っているものはほとんど見たことがありません。

実際自分も一昨年の秋、紀伊半島に来た時 にはここに泊まりまっています。

価格はそれほど高くもないですし、施設は若干古くなって来ていますが
なんとも云えない楽しさ・・・的なものがあったので、再度訪れたというわけなのです。


b0168647_2223290.jpg

以前来た時は19:00近くになってしまったので「裏口」から入れてもらったのですが、今回は正規!?の駐車場に向かいます。

b0168647_2223946.jpg

こちらがその駐車場・・・広大です。 まだ早いからなのか、停まっている台数はそれほどではありませんでした。

b0168647_2224563.jpg

本日の走行距離 97km ほとんど走っていません。歩行距離は伸びていますが・・・ (16:00頃)

b0168647_2225351.jpg

クルマを停めたあとは、荷物を持って送迎バスに乗って・・・

b0168647_223143.jpg

宿に着く・・・のではなく、海辺で降りることとなります。

b0168647_223814.jpg

ここは紀伊勝浦漁港の外れだと思うのですが・・・

b0168647_2231442.jpg

なんとここから先は船での送迎です。ホテル所有と思われる船がひっきりなしに往復しています。

b0168647_2232271.jpg

桟橋に到着しますっ。船に乗り込みます。

b0168647_223299.jpg

港を出発

b0168647_2233683.jpg

だんだん離れて行きます。


おそらくこれが竜宮城に連れられて行く・・・的な演出??なのでしょう。
実際には宿は半島部にあって陸続きなのですが、船で島まで渡って行くことによって
浮世を離れるという感じが表現されているのかと思います。
(別の宿ですが、ホントに島に建っているのもあります)

b0168647_2234333.jpg

船に揺られること約5分くらいでしょうか??

b0168647_2235043.jpg

宿に近づいて来ました。

b0168647_2244736.jpg

ホテル前の桟橋で降ります。

b0168647_2245567.jpg

まるまる一隻分の人数が、団体さんとなって到着します。


以前来た時はすでに暗くなった後でしたので、このような演出!?は楽しめませんでした。
(クルマで乗り付けることが出来たので、それはそれで良かったのですが・・・)
でも、一度は王道!?を味わってみたいじゃないですか。

・・・ということで、到着致しました。


フロントでのチェックイン等は、普通の宿と特に変わったことはありません。
あんなにお客さんが居た割には対応が早いのか、あまり待たずに済みました。

前回泊まった時は、安さ優先で山側の部屋にしたのですが
窓の外に見えていたのは崖のような風景でした。
(夜着いたので、翌朝になってから知ったのですが・・・)

今回は当初から明るい時間に着くつもりでいたので、景色の見渡せる海側の和室にしてみました。
(この宿は部屋の設定がかなりたくさんあって、それによってかなり細かい料金体系になっているようです)


b0168647_225247.jpg

部屋からの景色です。海側にして正解でした。これは先ほど降りたホテルの桟橋側です。

b0168647_2251141.jpg

アングルを右側に・・・ 船に乗った港の奥部が見えます。


フロントにて夕食の時間を聞いたところ、今日は混み合っているので19:30からにして欲しいとのことになりました。
まだ17:00ですので、この2時間半を有効!?に使って、温泉に入って来ることにします。

b0168647_2251782.jpg

エレベーターのカゴ内に掲示されていました。館内は非常に広く、かつ複雑です。(ちなみに乗ったのは⑨です)


ここホテル浦島には多数の温泉が湧いているのですが、
まずは手始めに洞窟風呂である忘帰洞から入ってみることにしました。

b0168647_2252447.jpg

廊下の緑線に従って歩くと着くようになっています。病院と同じですね。

b0168647_2253236.jpg

エレベーターを降りてから数分歩いて到着です。 部屋からですと10分とは言いませんが5分では着かないところにあります。

b0168647_2253998.jpg

入りますっ。

b0168647_13381418.jpg

この写真はホテルのwebから借用しました。

ホテル浦島が立っている土地は海底が隆起してできた岬です。
於泥岩層の破砕帯が熊野灘の荒い風波に浸食された間口25メートル・奥行50メートル・高さ15メートルの天然洞窟です。
その洞窟の中に自然に温泉が湧出して熱い湯溜りとなり古くから沐浴に賞用されていたようです。
「熊野詣」の華やかだった平安末期には、熊野三山に参詣した貴族がこの温泉で旅の疲れを癒したと伝えられ
南北朝の頃には北朝方の将石堂義慶が軍船を率いて、立籠もったことから、将石洞とも呼ばれていました。

忘帰洞の名は、当処で旅館営業が始められた大正末期、
紀州藩の徳川頼綸公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのものです。



湯船もかなり大きいですし、白濁した硫黄臭のするお湯はいい感じです。
波が押し寄せる海辺の浴槽(他にもいくつかある)は、湯温もちょっと低めで長湯するのにもちょうど良いです。
遠くの海を眺めながら、ゆったりした時間を過ごしました。

b0168647_17221962.jpg

こちらが海辺の浴槽です。波の音が聞こえます。

いい湯でした。


ちなみに泉質・効能については以下のようです。

泉質
含硫黄ーナトリウム カルシウムー塩化物泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)

浴用適応症
神経炎、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、うちみ、切り傷、火傷、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
疲労回復、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病

浴用禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、
高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、
皮膚・粘膜の過敏な人(特に光線過敏症の人)



b0168647_2254796.jpg


b0168647_2255480.jpg

フロント至近のお土産屋さんです。他にも素泊まり客用の居酒屋とか食堂があったりします。


夕食までにはまだまだ時間があるので、以前来た時には行かれなかった方にも行ってみます。
・・・それがまた結構な距離があって。
上の地図で云うと⑫の方面に歩きます。

b0168647_226128.jpg

日昇館という別館的扱いのフロントまで、長いトンネル!?を歩いてやって来ました。

b0168647_226795.jpg

お次は磯の湯

b0168647_2261470.jpg

脱衣所の窓の外は海でした。

b0168647_13552856.jpg


磯に打ち寄せる波の音を聞きながらゆっくりとお入りいただける温泉です。
気候や天候によって温泉の色が変化します。
6箇所の温泉の中でも特に効能が多く、湯治に最適です。


浴室そのものは狭かった(とは云っても他の宿から見れば十分に広いです)のですが
浴槽は白いのと透明なのが2つあって、それぞれ泉質が違っていました。

ここも良い湯ですねぇ。



そして、洞窟風呂その2の玄武洞へ・・・

b0168647_2262243.jpg

磯の湯の隣というか、奥にあります。 ここもトンネルのような通路をしばらく進んでの到着です。

b0168647_13594865.jpg


「忘帰洞」と同じ洞窟温泉で大自然が作り出した神秘的な温泉に入ると心も洗われる思いです。
荒波が打寄せる音と岩肌せまる神秘的な洞窟温泉。湯に浸かりながら絶景を眺める事ができます。



ここの風呂も広大な洞窟の中だったのですが、一番先は屋外になっていて目の前で波立っています。
ちょっと離れていますが、ホテルの食堂からはまる見えなので
こちらはまだ良いとしても、あちらの人からみると目障り!?かも知れません(笑)

景色が良いので、ここにもしばらく入っていました。


b0168647_17241465.jpg

この先からホテルの食堂が見えます。


ここホテル浦島の風呂で不満な人はあまり居ないという理由がわかります。
泉質はいいですし、湯量も豊富そうです。

対極として貸し切り温泉が好きな人からすると??なのかも知れませんが
そういう対応もされていて、ちゃんと貸し切り専用の風呂があるそうです。


このようにいろいろな風呂に浸かりながら、館内をあっちに行ったり、こっちに行ったりするのが
なんか昭和のアミューズメントパークみたいでおもしろい感じです。

一泊二日じゃ、館内を廻り切れないなぁ・・・これは。


・・・ということで、また10分近くあるいてフロント(こちらは本館というそうです)に戻って来ました。
外を見ると夕焼け空がキレイだったので、人の少なくなった桟橋に出てみました。


b0168647_2265217.jpg

来る時に乗ってきた船ですね。

b0168647_227012.jpg

ホントに海沿いに建っているのです。

b0168647_22779.jpg

昼間の天気が天気だっただけに・・・明日はどうかなぁ。

b0168647_2271457.jpg

おっさん、浴衣で記念撮影の絵です。(汗)


部屋からの夕日も撮ってみようと思い、戻ってベランダに出てみます。

b0168647_2272168.jpg

おおっ、いい感じじゃないですか!?

b0168647_2272841.jpg

だんだん暗くなって行きます。

b0168647_2273581.jpg

旅情を駆り立てる・・・という言葉が似合う風景

b0168647_2274330.jpg

・・・そして暗くなり

b0168647_2274922.jpg

夜となりました。


・・・この時点で19:00くらいだったと思います。

食事までまだ時間はあるのですが、食事は山上館というところで取るので
そこに行くのには、またまた時間を要します。
by chage_diary | 2013-09-08 19:30 | お出かけ | Comments(0)
<< 2013 紀伊半島【18】(4... 2013 紀伊半島【20】(4... >>