2013 紀伊半島【15】(3日目・その4)

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十津川村 谷瀬の吊り橋です。






2013.08.24(土)


R168に出てから一度北上して、道の駅 吉野道大塔 に寄ってみました。
さてここからは一気にR168を南下して、十津川村を駆け抜けます。


十津川村は、和歌山・三重両県に接する奈良県の最南端、紀伊半島のほぼ中央に位置し、森林と水資源に恵まれた村です。
大きさは東西33.4キロメートル、南北32.8キロメートル。面積は672.35平方キロメートルで、
奈良県の約5分の1の広さを占め、村としては日本一の広さをもち、その96パーセントが山林です。
村の中央には十津川本流が深いV字渓谷をなして歪流し、四方を大峰山脈、伯母子山脈、果無山脈などの
緑濃い山並みが幾重にも重なりあって取り囲み、雄大な山岳美が一望できます。



十津川村のことを自分にとっての「約束の地」などということを書きましたが、
それが何故かといいますと、これまで2度紀伊半島を訪れた時には・・・

1度目・・・外側(海沿い)を廻ってしまったので、寄ることが出来なかった。
2度目・・・一昨年の秋の大水害の直後だったので、物見遊山的な訪問は出来なかった。

という感じで、まともに来たことが無かったからなのです。
数年前から今に行ってみようと狙っていたのですが、なかなかそれも叶わず・・・

アクセスしている道路も決して良いとは云えず、
東西を走るR425は不通区間が多いですし、南北を走るR168も水害の大打撃を受けています。

・・・ですので、今回紀伊半島を訪ねることになった時は
絶対にどこかで一泊してやろうと決めていました。



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R168を南下中です。水害で崩壊した区間もあるのですが、道路そのものはかなり更新されています。

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谷間には斜面なりに道を付けるのではなく、真ん中に橋梁を造っています。 これはすごい。


昔の姿は知りませんが、たぶんここ十数年でかなり道が良くなっていると思います。


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十津川村の地図です。 真ん中を南北に走るR168を南下します。

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道の駅 吉野道大塔から20km下って、一度旧道に入って谷瀬の吊り橋に到着です。


日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋。
上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。
そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景!
最高のロケーション。
歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点!まるで空中を散歩している気分。
十津川村NO.1の観光スポットです。


時間があれば渡ってみたかったのですが、
今日もおしてしまったので眺めるだけにしました。
駐車料金を払ってまで・・・という気がしたのと、最近高所恐怖症気味(こっちか!?)なのが
そうさせているようです。

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まぁ、何事も実物を見たかどうかが重要だということで・・・(言い訳)

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アップで・・・


再びR168に戻ります。
道は広いところから狭いところまで、まっすぐかと思えば急カーブと変化に富んでいますね。


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谷瀬のつり橋〜湯泉地温泉(十津川村役場・道の駅十津川郷)間が約40分

が目安らしいのですが、それよりは少~し(謎)早く着いていると思います(汗)

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道の駅十津川郷に着きました。 役場もありますのでこの村の中心地でしょうか!? 後ろは十津川警察署です。


ここでも停まって、クルマを降りてみました。


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眼下に見える十津川の流れです。 ここも平常時には河原が広い。

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案内図を見ると位置的にもここが中間点でしょうか!?


この先は更に道路の整備も進み・・・


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超大トンネルをくぐって行きます。

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湯泉地温泉〜十津川温泉間が20分 を経て、到着です。
ここのバスの交換場所は実際に見てみたかったところです。


ここで、日本一長い路線バス についても簡単に・・・

全長166.9㎞、停留所の数は167、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス、
それが八木新宮特急バスです。

区間は奈良県橿原市・近鉄八木駅から和歌山県新宮市・JR新宮駅まで。
道中には、日本一大きな村といわれる十津川村、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を駆け抜け、
知る人ぞ知る温泉地もたくさんあります。

6時間半かけて延々と走り続ける乗合バスで、
一人の運転手さんが交代なしで乗務します。途中でトイレ休憩3回有り。両駅から1日それぞれ3便。

世界遺産でハイキングしたり、温泉で疲れた体を癒せるスローなバスの旅はいかがでしょうか?



十津川温泉は、その3回の休憩のうちの1か所だったのでした。
いつか、このバスの特集をしている番組を見て
行ってみたい(乗ってみたいじゃないです)なぁ、と思っていたのが叶いました。


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そして、そのすぐ先を右折します。

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あとちょっとです。

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やはりR425は不通でした。 ここから龍神までの酷道区間はそのうち走ってみたいのですが・・・


しばらく行くと 野猿 がありました。
それが何かというと・・・


人力ロープウェイ「野猿(やえん)」

十津川村特有の「人力ロープウェイ」。
両岸から川の上に張ったワイヤーロープで吊り下げられた「やかた」に乗り、
自力で引き綱をたぐり寄せて進みます。
猿が木のつるを伝って行く様子に似ている事からこの名がつけられました。

スルスルと渓谷を渡るスリルと山々と川が見渡せる眺めの良さは最高!
空の上の秘密基地のように子供も大人もドキドキワクワク!童心にかえって楽しめます。
「大自然の遊び場」は親子に人気の観光スポットです。

元々は遊びの乗り物ではなく、人々にとっての生活の足だったのです。
鉄線橋がかけられるまでは唯一の対岸へ行く交通手段だったそうです。



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おっ、チャレンジしていますねぇ。

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コレは結構大変そうだ。

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きっと自分は乗らなかったと思いますが、いい実演!?を見させて頂きました。

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そんな寄り道をしながら、川沿いに山を上がって行き・・・

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今宵のお宿 上湯温泉 神湯荘 さんに到着致しました。 (17:00)

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なんだかんだで 149km も走っていました。


限りなく遠い「隣村」です。
風呂に浸かった時間を引いても4時間くらいかかっていますから・・・


今日のこの宿 上湯温泉 神湯荘 さんに決めた一番の理由は ずばり温泉です。
十津川村にはいくつかの温泉郷があったのですが、いろいろ調べていてピンと来たのがこの神湯荘さんだったわけです。
天然温泉なのはもちろんのこと、風呂が何か所かあるのが自分的には素敵でした。

チェックインを済ませたあとは、当然風呂に浸かります。

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男性用の露天風呂に行こうと思ったのですが、その手前にあった貸し切り風呂が空いていました。

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「空いています」ですね。

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なので最初はこちらに・・・


う~ん、良い湯です。


神湯荘のお風呂は、春には桜、春から夏に掛けて新緑、秋は紅葉、冬はさざんかが綺麗です。
自然に親しみながらの入浴は、本当に安らぎを感じていただけるものと思います。
また、当館は日本秘湯を守る会会員の宿に指定されております。

泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)で、源泉温度85度。
特徴としては、肌をしっとりとさせる『美人の湯』でアトピーにも効果があり、
飲泉では慢性消化器病や肝臓病によいとされています。



のぼせない程度に浸かったあと・・・

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男性用の露天風呂に入りました。 湯船のすぐ脇には車道が見えます。

2湯目に浸かったあと戻って来ると・・・

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はじめに浸かった貸し切り風呂にはランプの灯がともっていました。


神湯荘の、夜の露天風呂はランプの灯りで入っていただけます。
ランプの灯りの何とも言えないノスタルジックな雰囲気をお楽しみ下さい。
そして、旅のよき思い出として記憶にお残しください。



風情があって良いですね。


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玄関に戻ると提灯も灯りがついています。

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惜しむべくは河原の露天風呂・・・2年前の水害で流失してしまいました。

1時間近くを掛けてゆっくり浸かり、部屋に戻って横になっていると
19:00になり夕食の時間となりました。

階下の食堂に降りて行きます。


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今日の夕食はコチラですっ。


昨日は山の上のお宿でしたので、一昨日に比べると質素(比べちゃいけないと思いますが)でしたが
今日は今日で和風の温泉旅館っぽい感じの食事が出てきました。


当館のお料理は、地元の食材を最大限に活かします。海では海の物を、山では山の物を。
その土地その土地の物をより新鮮に食べて頂くのが最高のおもてなしだと考えております。
お料理は、鹿・猪・きのこ・野菜・あまご・あゆその他すべて地元産を使用し、
お客様にとって、「十津川の良き思い出の味」となれますようにと心掛けております。
特に、生食出来る安全な「鮎・あまご・鹿肉」等は、十津川のような郷ならではものと思います。



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ちょっとアップにしました。

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こちらは鹿肉のユッケです。生の肉は好きなんです。

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鮎の塩焼きです。たぶん地産でしょう。アマゴじゃないのがかえって良いです。

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たしかサクラマス??とめはり寿司

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う~めん

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こちらはアマゴの造りだったと思います。

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天ぷらも暖かいのが出てきました。

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十津川ゴマ豆腐!?だったかなぁ・・・??

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ご飯は温泉で炊いたと仰っていました。

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猪肉のしゃぶしゃぶです。

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う~ん。良い良い。

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デザートの温泉コーヒーゼリーにて締めです。


今日も美味しく頂くことが出来ました。


ご馳走様でした。


日常と比べると、非常に贅沢な日々を送っています。



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食後しばらくしてから、もうひとつの貸し切り風呂に行ってみました。
入っている人がしばらく居なかったのか、ちょっと湯加減が熱めでしたが
ゆっくり入ってしまいました。

そばの草むらでは虫が鳴いています・・・


そんな感じで3泊目の夜は更けて行きました。
早いもので、明日はもう中日です。
by chage_diary | 2013-09-08 20:10 | お出かけ | Comments(0)
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