2013 紀伊半島【13】(3日目・その2)

b0168647_23565626.jpg

木によっては色づきはじめています。






2013.08.24(土)


b0168647_23582282.jpg


あまり達成感のないまま、大台ヶ原の最高峰日出ヶ岳に登りましたが
その先へと進むことにします。

b0168647_23583054.jpg


一度登って来た階段を折り返して、正木峠の方へと歩きます。

b0168647_23583849.jpg


b0168647_23584625.jpg

こちらも勾配のあるところは階段が設置されていました。


この辺りから、雨が本降りとなって来ました。
持っていたカメラは合羽の中(お腹の下です)に押し込みつつ歩きます。

当然視界も利かないので、写真を撮る回数も減ってしまいました。

b0168647_23585461.jpg

遠くの景色が把握出来ないまま 正木峠に到着っ。


辺りを見回してみると枯れた木で一杯です。

b0168647_2359237.jpg


b0168647_2359974.jpg


b0168647_23591889.jpg



正木峠は大台ケ原・東ハイキングコースの途中にあるスポットです。
ここでは白く立ち枯れたトウヒの倒木が独特の風景を作り出しています。
正木峠はトウヒの立ち枯れが目だって多いところとして大台ケ原でも有名なところです。
もともと原生林が生い茂っていたとされる正木峠に異変が起こったのは、
昭和34年9月26日午後7時ごろに通過した台風15号・伊勢湾台風の影響です。
南斜面にあり、伊勢湾台風によって吹いた強烈な風雨にまともにさらされた正木峠周辺の木々は
かなりの倒壊の被害を受けたようです。
その後生い茂っていた原生林が後退し、苔に変わって笹などが生い茂るようになります。



b0168647_23592555.jpg


b0168647_23593371.jpg


b0168647_23594047.jpg


b0168647_23594743.jpg



一度の台風でこれほどまでに植生が変わってしまうというのは恐ろしいことだと思いました。
もう50年以上の年月が経っていますが、一度壊れてしまった自然のバランスは簡単に取り戻すことは出来ないのでしょう。

立ち枯れた木が何とも云えない哀愁を醸し出しています。

この天候と相まって、北海道野付半島のトドワラを連想してしまいました。


b0168647_15192872.jpg

晴れているとこういう景色だという絵を借用させて頂きました。全然違うなぁ・・・


景色にインパクトがあったので、無理して写真を撮りましたが雨足はだいぶ強くなっています。
10m先がどうなっているのかわからないまま歩いて行きます。

b0168647_23595480.jpg

木の下で雨宿りをしつつ撮っています。

b0168647_00371.jpg

そのうち砂利敷きの道にも水が貯まって行き・・・

大粒の雨が叩きつけるように降ってきました。
もう写真どころではありません、合羽の下に入れてあっても漏水してカメラを壊してしまうのでは!?と思ったり・・・
道は川のようになってしまったので、歩くことが出来ず
少し離れて平行している道(たぶんこのような状況の時に少しづつ出来たようです)を探して歩きます。

そんなこんなで、2~30分歩いたでしょうか!?

尾鷲辻という分岐点にたどり着きました。
ここには東屋があったので、中に入って雨宿りをします。

いゃ~っ、多雨地帯の大台ヶ原とは知っていてもこれだけ降られるとモチベーションが下がります。

一応合羽はちゃんとしたモノを着ているので、身体にまでは染みていないのですが
たぶんザックの中などは酷いことになっていると思います。
(事実、その後数日間乾きませんでした)

b0168647_001274.jpg

なのでこちらは東屋の中から撮っています。

b0168647_002567.jpg


b0168647_011737.jpg


b0168647_012746.jpg

こちらも・・・

20分ほど雨宿りをしていたのでしょうか!?
なんとなく雨足が弱くなりました。

これでしたら続けて歩くことが出来そうです。


ただ・・・このまま歩いて大蛇嵓(だいじゃぐら)まで行っても展望を望めそうにもありませんし
歩こうというモチベーションも下がっていたので、この分岐からそのまま駐車場まで戻ることにしました。


b0168647_1535775.jpg

赤線が予定のルートでしたが、黄線のルートで戻ることにしました。


朝、宿を出る時にフロントのおばちゃんとこの東大台のルートについて話をしていたのですが
この時期はまだ紅葉もしていないので、大蛇嵓まで行ったとしてもシオカラ谷には降りず
こちらに引き返した方が良い・・・的な話も聞いていたので、あまりためらうこともありませんでした。


大蛇嵓(だいじゃぐら)は約800mの断崖絶壁の上にあり、大蛇の背に乗ったようなスリルを味わえます。
眼前には大峯山系のパノラマが広がります。春の新緑や秋の紅葉の頃が特におすすめです。


・・・ということですので、機会があったらまた是非行ってみたいものです。


b0168647_013488.jpg

こちらの東屋にお世話になりました。助かったぁ。



中道といわれる道を戻ります。

明るい森や暗い森など変化に富んでいて、鳥にもよく出会える場所です。


b0168647_014149.jpg

レンズが曇っているみたいです(汗)

b0168647_015014.jpg

苔はやはり雨が降っている時の方が生き生きとしているようです。

b0168647_015788.jpg

切り株は苔にとって絶好の生息場所?

b0168647_0252.jpg


b0168647_021469.jpg


b0168647_022170.jpg


b0168647_023039.jpg

オブジェのようです。

b0168647_023893.jpg

まだ雨が降ってから時間が経っていないので、道を流れています。

b0168647_024537.jpg


b0168647_025260.jpg

この辺はまだ笹が浸食していなく、地面にも苔が生えていました。


行ったことはありませんが、屋久島もこのような感じなのでしょうか!?


b0168647_0346100.jpg


b0168647_035438.jpg

空はだいぶ明るくなったのかな??

b0168647_04283.jpg


b0168647_04991.jpg

秋の気配・・・

b0168647_041920.jpg


b0168647_042676.jpg

このような天候でも保守作業中でした。

b0168647_043342.jpg


b0168647_044117.jpg


そんな感じでスタートから3時間近く経った11:00過ぎに戻って来ました。
目標達成!ではありませんが、まぁ堪能することは出来ました。


b0168647_044993.jpg


朝出る時には開いていなかったビジターセンターに寄ってみました。
合羽を着ていてびっしょりだったのですが・・・どうもすみません。

室内に入って暖かい・・・と感じる。 ということは身体が冷えているのでしょうね。

b0168647_045648.jpg


b0168647_05484.jpg


b0168647_051129.jpg

これから1か月の間に日がどんどん短くなります。

b0168647_051825.jpg

曇りという天気の日が少ないことに興味を持ちました。 11月にはもう雪が降るのですね。

b0168647_052556.jpg




・・・クルマに戻りました。

b0168647_05338.jpg

気温は18℃、そりゃ雨が降っていれば寒いわけです。

b0168647_054013.jpg

食べる場所は予定と違ってしまいましたがお弁当を頂きます。四角いおにぎりは珍しい・・・目一杯握ってくれています(嬉)

b0168647_054822.jpg

昼食を食べて、大台ヶ原を後にすることにしました。(12:00) また来ることはあるのだろうか??


大台ヶ原ドライブウェイを下って行きます。

b0168647_055682.jpg

遠くの山々には山雲がっ・・・

b0168647_0639.jpg

雄大な景色です。


さて、今日はこれから十津川村に向かいます。
自分に取っては「約束の地」なのです。

その前に冷えた身体も温めないと・・・


b0168647_1431201.jpg

今日のルートを青線で引いてみました。
by chage_diary | 2013-09-08 20:30 | お出かけ | Comments(0)
<< 2013 紀伊半島【12】(3... 2013 紀伊半島【14】(3... >>