2013 紀伊半島【11】(2日目・その5)

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北山川が大きくU字型に曲がっています。(R311とR169の合流点近くにて)






2013.08.23(金)


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丸山千枚田を訪ねた後は再びR311に戻ります。

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この先の橋を渡ったところで、三重県から和歌山県に入ります。

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山の中におもむろに巾の広い北山川の河原が出てきます。

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橋の上でストップ(通行量は極小です)

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ここから和歌山県ですが・・・(上の地図で云うと熊野川町・・・と記されているところです)


この辺の県境はかなり入り組んでいて、今入った和歌山県は実は飛び地だったりします。

日本で最もよく知られている飛び地といえば何といっても和歌山県の飛び地だろう。
和歌山県の飛び地とは、三重、奈良、和歌山の3県の県境が交差する付近にある
北山村と新宮市(旧・熊野川町)の飛び地のことである。
なかでも、北山村は、村が丸ごと飛び地になっている全国で唯一のケースで、
県の飛び地としても全国一大きい(48.2k㎡)。



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こちらの飛び地はあっという間に通過して奈良県の十津川村に入ります。


予定ではそのまますぐ!?にR169に突き当たる筈だったのですが・・・

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なんと道路工事の最中で通行止めになっています。


15分ほど待って欲しいと云われました。
ここから戻って他の道に行くのも難儀ですし、
わざわざこっちに遠回り!?して来たのは、一昨年水害で通行止めだったR169の不通区間を走りたかったことと
瀞峡を見てみたかったことですので、待つことにします。

それにしても仮にも(失礼)国道なのですから、通行止め(たまたま待ちが15分なだけで、何分閉鎖しているかわからない)
の告知くらいは手前にしておいて欲しいものです。
もっとも、こちらの見落としかも知れませんが・・・

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やっと動いた。(狭少区間ですからこんな道です)


ちょっと走ると北山川が大きくU字を描いて迂回しているところに出てきました。

そうそう、ここにも寄ってみたかったんだ。


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こんな感じです。

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辺りはみんな山の中なのに、この川が流れているところだけが平らで
かつ、このように迂回している景色が不思議でなりません。

一昨年の秋に訪ねた時は水害から2か月しか経っていなくて、
まだ川の縁には、流された木等がたくさん引っかかっていて痛々しかったのですが
その当時に比べると、傷は癒えつつあるようです。

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ここでR169に合流・・・


直線距離で云うとロクに走っていないのですが、時間が掛かっている割には全然先に進みません。
今朝、走り出した時には時間が余って!?しまうかと思ったのですが
良くも悪くも杞憂に終わりました。


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一瞬!?の奈良県でひと山越えて・・・

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また和歌山県の飛び地に戻り!?ました。

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2000mを超える長大な瀞峡トンネルを抜けます。


この辺りのR169は現在拡張&路線入れ替え中なのでしょうが、
離合が大変な道から、このような長大トンネルが交互に出てきて何だか変な感じです。

トンネルを抜けたところで、瀞八丁というところに寄ってみたくなり向かいます。
突き当たりにバスが折り返せる程度のスペースがありました。


吉野熊野国立公園内の奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国特別名勝の大峡谷。
その幽水美は古くから世に知られ、太古の自然のままの大峡谷に圧倒されてしまいます。
瀞峡は北山川の上流から奥瀞・下瀞に分かれます。特に下瀞は巨岩・奇石が並び荘厳で美しく、
親しみをこめて「瀞八丁(どろはっちょう)」と呼ばれています。



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もっと有名な観光地かと思ったのですが、自分の他に人の気配がありません。(家はありますが・・・)

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「さん・けん・きょう」を漢字で書くと「三県境」、つまり3つの県で構成される県境のことをいいます。
北海道、佐賀県、長崎県、沖縄県を除き、全国の43都府県に三県境が存在しますが、
ふつう三県の県境は1カ所しか存在しません。
ところが、和歌山東牟婁郡北山村の全域と和歌山新宮市の一部は飛び地となっているため、
和歌山県・奈良県・三重県の3県で構成される三県境は、なんと5カ所もあるんです!
日本中どこを探しても、このような場所は他にありません。



・・・という、ちょっと別の意味で貴重!?な場所のようです。


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眼下の川面を見るとこんな感じでした。

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ここから川下りなのでしょうか!?


ちょっと肩すかし!?をくらったような瀞峡訪問でした。
でも、これは訪ねる時間によってはもう少し活況!?なのでしょうね。
筏下りがし難い社会情勢なのもあるのかも知れません。

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R169に戻ります。


そして、もう一つの飛び地 北山村へ。

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道路が更新されている区間は、トンネルと橋梁が続いてまっすぐな道になっています。

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北山村の中心地!?に到着・・・ 道の駅だと思って寄ったのですが、ちょっと違うような??

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大好き 和歌山 とプリントされていました。
何かのリハーサルでしょうか!?

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・・・と思ったのですが、観客らしき人もいくらかは居ますし曲が終わると拍手もされていました。
でも、平日の夕方に行うイベントじゃないですよね??

なにやら不思議な感じでした。


よくよく考えると、ここ北山村が和歌山県だったことに疑問を感じなかったので
実際に行っている時は、ここの飛び地の位置関係が把握しきれていなかったようです。


実はこの時点でもう17:00近くになっています。
今宵は大台ヶ原に泊まることになっているのですが、ここからの距離関係(特に残りの走行距離)が
良くわかっていません。

今朝出てきた宿と今宵の宿の直線距離は20kmもないのですが・・・


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たぶんまだ掛かりそうなので、そろそろ移動モードに・・・

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一昨年来て偶然知ったショートカット道の不動トンネルを使います。


不動トンネル・・・奈良~和歌山・・村道不動線/市老谷線・・・2038m

不動トンネルは奈良県の南端に近い下北山村と和歌山県飛び地の北山村を結ぶトンネルで、
2003年12月19日開通。この部分、不動バイパスと呼ばれているが、国道や主要地方道規格でないためか?、
トンネル前後の勾配が12%に達する箇所もあってとても急である。
とはいえ、2車線が確保されており、不動バイパスから国道169号までの県道229号の区間も2車線あるので、
使い勝手は悪くない。特に付近の道路が離合困難な箇所が多いだけにありがたく感じる。
トンネル内は、ちょうど2車線の幅で照明は少なめでナトリウムランプである。



以前にも引用させて頂いた引用文ですが・・・


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R169 池原貯水池の橋を渡っているところ

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だいぶ暗くなって来ました。 懐かしい 道の駅 上北山 を通過します。

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更にR169を北上。 このR309は明日(略)

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更に暗くなりSSが稼げません。 ここを左折して大台ヶ原ドライブウェイに入ります。


時刻は17:00をとうに回ってしまいました。
結局一日の最後は急ぎ旅になっているなぁ(汗)

ここからまだ17.2km、山を登って行きます。


奈良県道40号大台ケ原公園川上線(ならけんどう40ごう おおだいがはらこうえんかわかみせん)は、
奈良県吉野郡上北山村から吉野郡川上村に至る主要地方道。

「大台ヶ原ドライブウェイ」ともよばれる。かつては有料道路だったが、
1981年(昭和56年)4月1日より無料となった。

また、毎年12月1日 - 翌年4月中旬まで冬季通行止めとなる。



一昨年来た時はこちらから登ることが出来ず、数キロ上北山側に戻った林道から登ったのですが
今日は正規!?の道を登ることが出来るようです。

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しばらくはセンターラインも無い、暗い林間の道を登ります。

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しばらく行った伯母峰峠のトンネルをくぐった先からは、以前通った林道と合流するので知っている道です。

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何故か上に登った方が良い道です。


たぶん、以前通った林道というのは
R169伯母峰峠の旧道なのかと思います。
そう考えると下の方の道が狭くて、上に行くと広く(新しく)なるのは合点が行きます。

だんだん尾根筋に登って行き、左右の展望(特に右ですが)が良くなって行きます。

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時間も無いのについ停まってしまいました。 遠く紀伊山地を眺めます。

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いゃ~っ、山深いなぁ。

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待ち時間4分の信号はまだ稼働中でした。

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もうすぐだっ。


ということで、久々の絶景道 大台ヶ原ドライブウェイ (ここも日本百名道です)は
急ぎモードで走ってしまいました。
 

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本日の走行距離 197km え゛~っ、結構走っているなぁ。

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結局、到着は18:00を過ぎてしまいました。

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今日の行程を再度ふり返ります。


ということで、今宵2日目の宿は

心・湯治館 さんです。


明日の朝からここ大台ヶ原を歩いてみたかったので、この宿にしました。



チェックインを済ませましたが、どうやら夕食の準備は終わっている・・・とのことですので
風呂には入らず、先に夕食を頂きます。


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夕食はこんな感じです。

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イワナ・・・いやこちらではアマゴの塩焼きでしょうか。

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たぶん・・・ですが地産のものを多く使っているようです。

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こちらは猪の肉だそうです。



この宿は旅館というよりは、山小屋の立派なもの・・・というイメージでしたが
ある意味、その通りでした。
素泊まりの大部屋使用も可ですし、普通の客室もありという感じです。

食事をした人数からすると、残念ながら稼働率はあまり良くないようです。
4~5年前までは「旧大台荘」として営業をしていたようですが、一度店を閉めているようです。
オフシーズンの金曜の晩とはいえ、食事をとっていたのは全部で15人くらいでしょうか?
そのうち6人の団体と自分以外はほとんど大部屋のお客さんで
中には、早朝出発なのか翌日の弁当を受け取っている人もいました。

風呂は環境保護の観点から、男女両方は沸かしておらず「交代で入ってください」的な感じでした。
(湯船は10人以上浸かれる大きさですので、確かに両方湧かすと勿体ない)

食事をして、風呂に入った後

部屋の明かりを真っ暗にして、窓を開け(外は雨が降り始めていました)て横になっていると
とても静かな時間が訪れて、そのまま寝てしまいました。
たぶん20:00過ぎのことでしょう。

標高は約1600mですから、当然エアコンなどというものはありません。
館内にはストーブもありましたし、そもそも12月初旬からは道路も閉鎖してしまうので
通年営業でもありません。

涼しい一夜を過ごすことが出来ました。
by chage_diary | 2013-09-08 20:50 | お出かけ | Comments(0)
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