東北 2013GW その1
2013年 05月 23日
小岩井の一本桜はまだ蕾のようです (結局今年はほとんど咲かなかったようです)
2013.05.03(金)~05.05(日)
2013年のゴールデンウィークは三連休~3日出勤~四連休という並びでした。
自分なりの年中行事の中では、7日間ある夏休みの長期旅行が一番のイベントなのですが
それに続くのが年末年始の休暇と、このゴールデンウィークに出かける2泊3日程度のお出かけなのです。
最初の三連休のうちの初日はサッカー参戦・そしてその翌日は毎年恒例!?の信州日帰りで埋まりました。
あとの四連休で何処に行こうかを模索します。
ゴールデンウィークに関して、ここ数年に行ったところをふり返ってみると・・・
去年は富山~福井を中心とした北陸方面で、一昨年は信州×2
そしてその前は瀬戸内海・・・などと結構ムリをして遠くまで出かけています。
今年はどうしようかということを春先になると考え始めたのですが
ふり返ってみると西寄りに比重を置いているような感じでしたので、
たまには日頃行っているようで、あまり行っていない東北(の仙台から先)に行くことにしました。
アベノミクス効果!?だか何だか知らないのですが
今年のゴールデンウィークは国内旅行をする人が増えたようです。
特に東北方面は国営放送の「大河ドラマ」と「朝の連ドラ」の影響からなのか、特に人が多かったようで
自分が宿を押さえ始めた1ヶ月前には、めぼしい所はだいぶ塞がってしまっていました。
そんな中、偶然なのかキャンセルが出たからなのかはわからないのですが
前々から行ってみたかった温泉宿に空きを見つけました。
すかさず予約を入れたので、今年の予定の前半は固まりました。
その後の行程にムリのないところでもう一泊するところを見つけ大筋が決まります。
初日は岩手県八幡平の松川温泉・2日目は山形県の肘折温泉に泊まることにしました。
あとは当日に仕事が重ならないように祈りつつ・・・
2013.05.03(金)
自宅を発つのは前夜と決めていました。まず間違いなく道路は混むでしょう・・・
23:00にスタートです。 もうすでに高速道路は渋滞していると読んでR4を使って北上して行きます。
その読みは当たっていたようで、東北道の渋滞は上河内SAを先頭に繋がっていました。
(R4を走行中、上三川IC入口の渋滞情報で知りました)
なので当初は宇都宮ICから入ろうと思っていた予定を先送りにし、更に走り矢板ICから入りました。(01:20)
この先の渋滞に備え鏡石PAにて休憩。ここに来るまでも満車で行列をなしているSA・PAが多いです。
03:00過ぎの時点、福島~宮城の県境で渋滞しています・・・
渋滞の先頭まであと12.8kmかぁ・・・
上のナビ画面にあった東北新幹線をやっとくぐります。
その10kmを通過するのに1時間半ほど掛かり、少々気持ちが折れかけました。
表示には故障車と記されていましたが、単なるボトルネックでの渋滞でした(白石IC付近)
渋滞しているうちに空が白んで来ました。
ふぅ。
その後仙台近辺で日の出を迎えました。
今日一日がいい天気だといいなぁ・・・
・・・などと思いつつ走っていますが、天気予報では北に行くほど天気が悪くなりそうなのです。
体力的にはまだ走れたのですが、今日一日を普通に活動するためには
そろそろこの辺で休憩をとっておいた方が良さそう・・・と思い
仙台の先の鶴巣PAで睡眠をとることにしました。(5:00過ぎから2時間ほど)
7:00過ぎの鶴巣PAです。 本線を見ると渋滞していました。
まずは一気に盛岡まで行く気でいたので走り出します。
さすがに仙台を過ぎたからなのか、これまでに比べるとクルマの流れはだいぶ良いようです。
08:00頃 古川を通過
09:00頃 前沢SAにて休憩&朝食をとります。
今年の桜前線は北上が遅いようで・・・
なんとなくじゃじゃ麺などを食べたくなりました。
盛岡じゃじゃ麺(もりおかじゃじゃめん)は、岩手県盛岡市でわんこそば、冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理の一つ。
戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた(後の「白龍」(パイロン)の初代主人である)高階貫勝が、
満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、
そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる。
中華麺とは異なり、じゃじゃ麺用の平たいきしめんかうどんのように感じられる独特の麺に、
特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクをかけて食べる。
まぁ、まだここは前沢で盛岡に着いたわけじゃないのですがいいでしょう。
前沢牛でしょうというつっこみは無しでお願いしま~す(汗)
おいしかったですよ。
やっと北上JCTまで来ました。 反対車線は事故渋滞で10数㌔混んでいました。(こちらも見物渋滞・・・)
川口ICから500kmです。ということは自宅からも・・・(ほぼ同じ筈)
盛岡ICを降りたのは10:40でした。
途中で休憩を入れたとは行ってもほぼ12時間かかりました。
順調なら6~7時間で着きそうなのですが・・・
新幹線でしたら東京から2時間30分前後で着きますから、それを考えるとイヤになりますね。
さて盛岡に到着しましたが、天気はというと・・・
雨は降らないながらも、なんとか曇りで済んでいる程度といった感じです。
例によって「絶対○○に行ってみたい」というところはあまり無いので
まずは小岩井農場に向かってみます。
右奥に見えているのは、今春3/16にデビューとなった秋田新幹線の新型車両です。もう会社の近くでは見ているのですが・・・
ほどなくして小岩井農場に到着です。
小岩井農場(こいわいのうじょう)は岩手県岩手郡雫石町にある日本最大の民間総合農場である。
東京都の小岩井農牧株式会社(こいわいのうぼく)が運営している。
岩手県盛岡市から西北約12kmに位置し岩手山南麓に約3,000ヘクタール(900万坪)の広大な敷地面積を誇り、
その敷地の3分の2は雫石町、残り3分の1は滝沢村に属する。
同場は岩手県の代表的観光地として知られ、「小岩井農場まきば園」等の施設が一般に開放されている。
毎年2月上旬には、このまきば園を会場として40年の歴史を誇る「いわて雪まつり」が開催される。
園内では観光向けにトロ馬車馬車鉄道が運行されている。
また同場の乳牛(ホルスタイン)飼育数は約2,000頭であり、
生産される生乳はすべて小岩井農場内にある小岩井乳業工場にて牛乳等に商品化されている。
牧場に行ってどうこうという訳ではなかったのですが、
ここに咲く「一本桜」という有名な桜を見てみたかったのです。
満開にはちょっと早いにしても、頃合いとしては良い筈でしたので・・・
果たして
全然ダメでした。
まぁ、今年は寒かったのでしょうがない・・・と思っていたのですが。
一本桜これで「満開」? 岩手・小岩井農場、観光客落胆
岩手県雫石町の小岩井農場にある樹齢約100年の一本桜(エドヒガン)。
今年は見頃の時期を迎えても一部の花しか咲かなかった。野鳥のウソが花芽を食べたとみられ、
14日に「満開宣言」をしたが、枝が目立つ寂しい「満開」だった。
・・・中略・・・
小岩井農場によると、鳥に花芽を食べられることはよくあることだという。2007年にも同様の被害に遭い、
翌年から木の近くでラジオを流し、鳥が近づかないようにしていた。
だが今年は野鳥の数が例年より多く、見た目に影響が出るほど食べられてしまったようだ。
という残念な結果になってしまったようです。
観光バスもやってくる名所なのですが・・・
こればかりは相手が自然なので、しょうがないですね・・・
残念ですが諦めて至近にある乳業工場に寄ってみました。
こちらです。
このマークはご存じの方も多いのでは??
売店があって、いろいろな製品が売られていました。
その傍らにあったポスターです。 正解はコレなのですが・・・ 自分の場合はそれ以前に岩手山も見えませんでした。
ゴールデンウィークだからなのか、工場は清掃中でした。
岩手山もホントの裾しか見えません。
せっかくなのでまきば園(という公園)の入り口まで戻って・・・
ソフトクリームを食べて来ました。
牧場で造っているソフトは美味しいですよね。
一応、牧場らしいところも・・・ まだ冬ですね。この辺は・・・
盛岡市街へと向かうことにします。
途中、小岩井駅に新幹線(旧型車両)が停まっていたので寄ってみました。
最初は交換待ちだと思っていたのですが・・・
反対側にももう一編成が停車していました。
(この区間は単線なので、車両交換をしなければならないのです)
奥に停まっていた新型車両が先に出発しました。(右手が秋田方面)
赤いカラーリングが良いです。 設計者は元フェラーリのデザイナーだそうで・・・
盛岡ICまで戻って来ました。そのままくぐって市街中心部へと向かいます。
高速道路の法面は満開でした。
by chage_diary
| 2013-05-23 22:12
| お出かけ
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