北陸方面 2012GW その3
2012年 05月 09日
北前船廻船問屋 森家です。
2012.05.04(金)
結構ピンポイント!?で回船問屋を撮ってみました。
館内の案内は係員!?の方からかなり綿密にされていたのですが、
途中からロクに話しも聞かず、勝手にうろうろとしていました。
なので、知識的にはぜんぜんついていない・・・というか記憶にないのですが。
北前船廻船問屋 森家(きたまえぶねかいせんどんやもりけ)
北前船廻船問屋の面影と歴史を残す国指定重要文化財
岩瀬の大町通りにある森家(国指定重要文化財)は、日本海で活躍した北前船廻船問屋。
地元では北前船のことをバイ船と呼びます。“倍倍"に儲かることから、
船の往復もうかる「のこぎり商売」ともいわれ財をなしました。
屋久杉の板戸、能登産黒松のはり、囲炉裏を飾るロシアの琥珀(こはく)、土間には小豆島産の巨大な1枚岩、
日本海交易で活躍した北前船廻船問屋森家は、各地の富を集め3年の歳月をかけて
明治11年(1878年)に建築されたもので、当時のたたずまいを残す東岩瀬廻船問屋型町屋の一つです。
棟梁は京都の東本願寺を普請した親方を呼び寄せました。
また、この地域では毎年5月17日18日の二日間には岩瀬諏訪神社の春季例大祭が開催され、
14基の曳山車が岩瀬の町を曳き回されます。
夜には祭りは最高潮となり山車どうしが激しくぶつかり合い互いの力をくらべる曳き合いが行われます。
これが店構えです。 見学料はなんと 100円 良心的ですねぇ。
結局、このような紹介が一番わかりやすいですね。
ここから先はあまり無い記憶力を元に書いているので、もし違っていたらごめんなさいです。
昔は税金が間口の広さによって取られていたので、入口は狭くて奥に長く伸びた作りをしているようです。
入ってすぐの オイ と云われる部屋です。
オイの上を見上げると・・・ 立派な小屋組ですね。
茶室と呼ばれていた部屋です。
茶室から前庭を・・・
座敷ですね。 ふすまが入ると6部屋ほどに仕切られるようです。
天井の木目が龍に見えるとか見えないとか・・・
お金が「入る」という意味の床組と云っていたような・・・
ギヤマンという手作りガラスだそうです。横から見ると少しは凹凸があるのですが、この時代にこの精度はすごいものらしいです。
引き戸の角部分(上の写真の真ん中部分)に柱を入れない造りは、大工の腕の良さだと云っていました。
囲炉裏が切られています。
たしかこの2階は番頭さんの居場所??
階段が棚を兼ねています。 この上は女中の間だったかな??
上から採光をとっています。
土間があって、奥に行くと土蔵が2棟建っています。 ここの床が小豆島産の巨大な1枚岩でしょうか?
中庭!?から土蔵を・・・
皆さん、ちゃんと説明を聞き続けています。 自分は・・・(略)
冨山と云えば薬売りですね。 この赤い箱は懐かしいです。
重厚な土蔵の外壁・・・
扉には鏝絵がなされていました。 いい仕事しています。
結構楽しめました。
他にも、とても景気のいい話が聞かれました。
説明によると森家だけで200万両 今日の2000億円の財産があったそうですが、
それでも、この界隈では3番目だったとか・・・
北前船というのは当時の日本の経済活動の中で稼ぎまくっていたのでしょう。
なので時代劇に出てくる回船問屋は、悪役として書かれてしまうのでしょうか??
ということで、森家をあとにしました。
他の建物も意匠的に配慮された造りになっていました。
路地を入っていくと、これも懐かしい感じです。
どうやら岩瀬曳山車祭りの準備をしているようです。
12基の曳山車(ひきやま)が勇壮に町を練り歩く「けんか山車」
曳山車祭りは、岩瀬諏訪神社の春季例大祭として開催され、
12基の曳山車(ひきやま)が勇壮に町を練り歩きます。
夜には祭りは最高潮となり山車どうしが激しくぶつかり合い、互いの力をくらべる曳き合いが行われます。
この曳き合いの激しさから「けんか山車(やま)」という異名でも親しまれる歴史と伝統のある祭りです。
○曳き合い:5月17日「諏訪神社」前
〔富山ライトレール「競輪場前駅」下車〕
5月18日「忠霊塔」前
〔富山ライトレール「東岩瀬駅」下車〕
開催時期:5月17日~18日
こちらも「桝田酒造店」さん。
同じ道を歩いて戻って来ました。
せっかくなので、富山港展望台に上ってみます。
岩瀬の古い町並みとともに富山湾・立山連峰も一望できる展望台
この展望台は、富山市の海の玄関口として富山港のイメージアップを図るため、
昭和60年11月に富山県の港湾環境整備事業の一環として造立されました。
最大高が24.85mあり、展望台から南西へ500mのところにある
金刀比羅社境内の常夜燈(高さ約6mで北前船時代のもの)をモデルにしたものです。
地上約20mの展望室からは岩瀬の古い町並みとともに富山湾・立山連峰も一望できます。
ここは階段で上るのですよねぇ(汗)
今歩いていた町並み側です。 当然この天気では立山連峰は見えません。
南側の山側です。 今日はこちらの方面に向かいます。
北側の岩瀬浜です。 いい感じの瓦屋根です。
岩瀬浜の界隈、思っていたより長い時間を費やすことになりました。
この後どうしようかを考えてみたのですが、海沿いに氷見の方に行ってみることにします。
例の橋が何なのかも知りたいですし・・・
岩瀬浜から一駅の東岩瀬駅に出てきました。
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ぐっさん
at 2012-05-10 23:03
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森家の説明はおばさん(おばあちゃん)ではなかったですか?
ライトレールの時間を見計らって訪れたのですが、思いのほか
長居したのを覚えています。
ライトレールの時間を見計らって訪れたのですが、思いのほか
長居したのを覚えています。
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chage_diary at 2012-05-11 18:54
説明はおばちゃんではなくおじさんでした。
話が長くなりそうでしたので、その場を離れて好き勝手に歩きまわってしまいました。
あれだけの建物なのに、かなり長くいましたよ。
それにしても、展望台からこんなに近かったとは・・・
話が長くなりそうでしたので、その場を離れて好き勝手に歩きまわってしまいました。
あれだけの建物なのに、かなり長くいましたよ。
それにしても、展望台からこんなに近かったとは・・・
by chage_diary
| 2012-05-09 22:00
| お出かけ
|
Comments(2)