北アルプス眺望ツーリング その2
2011年 12月 08日
県道12号より、北アルプスを望みます。
2011.11.23(水)
ルートを少々拡大してみました。
県道12号を走って行きます。
麻績ICを出てからは、基本的に聖山の西側から標高を上げて行きます。
長野県道12号丸子信州新線(ながのけんどう12ごう まるこしんしゅうしんせん)は、
長野県上田市鹿教湯温泉(旧小県郡丸子町西内)の国道254号交点から長野市信州新町新町の
国道19号を結ぶ主要地方道。県道周辺には温泉地が点在する。
ただし、上田市・青木村間および長野市内は道幅が狭い。
今回走るのは、その中でも別名「アルプス展望道路」と呼ばれている区間です。
しばらく走ると筑北村と麻績村の境界を続けて通りました。
右の木は柿がなっていました。
道路の巾はと云うと、広いところと片側1.5車線程度のところが交互に現れて来ます。
しばらく(10分くらいでしょうか!?)走っていると、左前方に北アルプスらしい姿を確認出来るようになります。
おお~っ。
そしてこんな山の中で長野市に入りました。平成の大合併は・・・(略)
大岡という場所にある集落だと思いますが、彼方に北アルプスを見渡すことが出来ました。
北(右)に行くほど、白(雪)が濃いような気がします。
いゃぁ、なんとも良い景色です。
この時点では、まだ空も蒼かったのです。
山の名前がわからないのが悲しいところです。
ちょくちょく停まりつつ写真などを撮りながら進みます。
クルマの通行量は無いに等しい!?感じでしょうか・・・
展望スポットっぽい場所があったので停まります。
芦ノ尻の道祖神 というそうです。
昔、周囲の村で病がはやった時、医者がはやり病が村に入ってこないよう村境の芦ノ尻道祖神に祀り、
悪霊を追い払ったといわれています。
縁結びの神様としても祀られ、正月の松飾りのしめ縄で、道祖神の文字碑に独特の顔が、
毎年1月7日に作られます。
考古調査の道すがら、森島稔氏による思いがけない発見となった芦ノ尻の道祖神は、
1975年頃文部省調査官の来訪となりその特異性に注目された。
1979年、国立民族学博物館に道祖神のレプリカ展示の要請があり、
芦ノ尻組の代表が大阪まで赴き製作展示にあたった。
さらに、長野市立博物館、信州博覧会への展示となり、
1996年に大岡村の文化財指定となり翌97年に長野県の無形民俗文化財の指定を受けた。
なにやら有名な道祖神だったのですね。
こういうことを知ったのも、帰宅して(というよりコレを書き始めて)からなのですが・・・(汗)
同じ場所から見える北アルプスの山々。
路肩には白いものが残っていました。
途中で路面がまだ濡れている場所があったのですが、
もしかすると、昨晩雪が降ったのかも知れません。
アルプス展望道路・・・なかなか良い感じです。
北アルプスだけが白い季節ですと、手前の山々とのメリハリが効いています。
次は初夏の田んぼに水を張った時期に来てみたいなぁ。
こんな感じで県道12号を走って、大岡の中心地らしきところで県道395号に入り(左折ですがわかりづらい)
R19へと下って行きます。
R19に入り南下して行きます。 基本的には谷筋ですから景観は??です。 生坂村との境界にて。
R19をしばらく走り、県道55号へと右折します。
次の目的地は鷹狩山を考えています。
麻績ICからここまでの区間は、R19以外ははじめての場所でしたので楽しめました。
この先の県道55号も、はじめてと云えばはじめてなのですが・・・
秋深し・・・
信州の山里・・・という景色だなぁ
八坂の大滝というそうです。 氷瀑は見事らしいのですが・・・
通行止め5日前でしたので、構わず県道497号へと入ります。
日本の原風景的です。
走っているうちに(あてずっぽうではありませんが・・・)鷹狩山の標識が出てきました。
到着ですっ。
標高1164メートルの鷹狩山(たかがりやま)は、山頂まで車やバイクで行くことのできる北アルプスの展望スポット!
展望広場からは、大町市街全体を見おろすことができ、
その向こうには南は蝶ヶ岳あたり(もっとも南は鍋冠山)から北は(白馬三山よりさらに北の)白馬乗鞍岳まで
北アルプスの稜線がワイドに展開しています。
振り返れば菅平、志賀、戸隠方面の山々が。まさに360度の展望です。
・・・ということで。
眼下に見えるのは信濃大町の市街です。
写真だと上手く伝わらないのですが、ものすごいパノラマ感なんです。
いつ見ても日本離れした景色。
住宅地も眼下にっ
今日は展望台(無料です)には登りませんでした。 ガラス越しになってしまうので・・・ もう、ココで十分。
こちらはちょっと南側・・・ やっぱり雪が少ないですよね。
大町駅だと思います。
なぜに・・・馬。 と思ったのですが。
大町の東方の鷹狩山の頂上に金比羅様が祀ってあるが、その使の馬の像が、社の前に青銅で造られてある。
それにはかせてある草鞋(わらじ)がボロボロに切れてしまうと、
金比羅様がこの馬に乗って日本中を一周りしたしるしだと言い伝えている。
ということだそうです。
鷹狩山、来たのは2度目だったのですが
素晴らしいところです。
そのうち、弁当でも持ってきて昼寝・・・なんてのも良さそうです。
下り始めました。
残念ながら、北アルプス上空の空がかなり白っぽくなって来てしまいました。
天気予報の通りなのでしょうが、午前中にもう少し近くで見たいので先を急ぎます。
県道497号に戻って北上・・・ですが、美麻でいい景色に出会い停車です。
こんな感じで・・・
足元を見てみると・・・
柿の皮が捨ててありました。
冬支度なのですねぇ。
これもっ。
などと地域の人々の生活に(少しだけ)触れつつ、北上を続けます。
この県道497号も、先程のアルプス展望道路に負けず劣らず良い道でした。
県道32号に出て左折し、白馬方面へ・・・
12:00頃です。
ここまで来てしまいました。 (^_^;)
by chage_diary
| 2011-12-08 23:30
| お出かけ
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