2011 中国・四国【7】(2日目・その3)
2011年 09月 17日
しまなみ海道を渡って本州に戻る途中です。
見出しのページなどを作成しました。
2011.09.09(金)
当初、この夏休みの予定を大まかに組んだ時には
1,2泊目は四国にしようと考えていました。
(イメージ的には松山の道後温泉あたりに)
ただ、中国・四国をなんとなく廻りきってやろうと考えた時に
やはりこの日は本州に戻っておかないとならないと考えるようになりました。
松山はじっくりではないにしても、去年のGW時には訪ねましたし・・・
なので、この日のうちにしまなみ海道を渡り
広島を目指す予定に決定しました。
なので、この章!?は移動がメインです。
松山到着が遅くなってしまったので(ある意味予想の通りですが)、
松山道を使って今治を目指します。 (15:35にICを入りました)
しばらく走って、いよ小松JCTは左折で・・・(15:55)
ここに来るまでも、今日これまで走ってきた四国山地が見渡せたのですが
残念ながら、この時間となっても上の方は雲の中でした。
ある意味、諦めがつきました。
・・・きっと今に、またそのうち。
しまなみ海道までは高速道路が繋がっていないので、今治湯ノ浦ICで一度降ります。
(というより終点です 16:05)
そこからしばらくは一般道のR196を走ります。(だいたい10kmくらいでしょうか)
そして、今治IC INです。(16:21)
去年のGWは逆方向から走ってきて、四国へと降り立ったなつかしい場所です。
実はこの日の晩、自分の高校時代の大先輩であるAさんと、広島で落ち合う約束をしていました。
ただし、お互いの予定がかなり不透明!?だったため、夕方もう一度連絡をとろうという算段になっていました。
来島海峡SAに着いて、ケータイを覗いてみたところ、Aさんからのメールが入っていました。
残念ながら「仕事の都合がつかなかった」ようです。
了解した旨をその場で返信して、またいつかそのうち再会することとなりました。
(たぶん、来年以降の逗子かと・・・(謎))
これで、一応広島に何時までに的な話はなくなりました。
(一応、19:00くらいを目標にしていたのですが・・・)
来島海峡SAよりの景色です。
来島海峡大橋の拡大写真ですっ。
これは別アングルの方角をっ。
平日の夕刻です。パーキングも空いていました。
やっぱりバイクは旅情をかりたてますねぇ。
移動の手段として「しまなみ海道」を使うとは云っても、そうそう来られるところではありません。
(たまたま、去年・今年とタイミングが重なっただけですし・・・)
どうせなら、もう少し堪能!?してみたいと、SA内の売店などもふらふらしたりしてみます。
今治はタオルの生産が有名なようです。
伯方島には去年泊まりましたので
なんか、遠くに来たなぁ・・・という感じです。
駐車場は上下線共、同じところにあるみたいです。(今治はさっきまで居たところなので・・・)
いっぺんに渡りきってしまうのはもったいない感じがしつつ、だらだらしていたのですが
そのままではいつまで経っても先に進まないので、スタートすることにします。
瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を大小10本の橋がつなぐ、
3番目の本四連絡橋として平成11年5月ついに全橋が開通しました。
本州四国連絡道路の中で唯一、歩いたり自転車でわたることができる海の道です。
前に来た時は、「今度来る時は自転車で・・・」などと思っていたのですが
今度・・・があまりに早すぎました。(汗)
まずは来島海峡大橋を渡ります。
いよいよ渡り始めっ(16:53)
来島海峡大橋
絵の如き海峡に架かる
世界初の三連吊橋!
「絵の如し」と詠まれた来島海峡の自然景観を生かして造られた、世界初の三連吊橋。
独特のリズムとハーモニーがあり、美しさと威厳をたたえている。
■平成11年(1999年)5月1日開通
■来島海峡第一大橋:橋長960mの吊橋
■来島海峡第二大橋:橋長1515mの吊橋
■来島海峡第三大橋:橋長1570mの吊橋
まぁ、走って渡ってしまう分にはあっという間ですね。
大島を走りきって、伯方島に向かうところで・・・
伯方・大島大橋に差し掛かります。
伯方・大島大橋を 渡っています。
箱庭の海に架かる2つの形状の橋
伯方・大島大橋
伯方島と見近島を結ぶ伯方橋<桁橋>と
見近島と大島を結ぶ大島大橋<吊橋>が結び付いている。
付近は小さな島が点在し、まさに箱庭の海。
■伯方橋:橋長325mの桁橋
■大島大橋:橋長840mの吊橋
今回は伯方島は一瞬!?で通過してしまいます。
そして次は大三島橋へ・・・
小さな海峡をまたぐ白いアーチ橋
大三島橋
幅300mほどの鼻栗(はなぐり)瀬戸をひとまたぎするアイボリーホワイトのアーチ橋。
海の青、木々の緑、いきかう船、白いアーチは、一幅の絵のような美しさだ。
■橋長328mのアーチ橋
一瞬で渡って大三島に達します。(17:07)
時刻が17:00を過ぎたからでしょうか!?
四国~本州・・・という移動以外にも
島から島へ渡るような地元のクルマがだいぶ増えて来たような気がします。
結構、地元ナンバーの軽トラックとかも走っているんですよ。
大三島からも、そのようなクルマが入って来ました。
そして大三島を通り過ぎて、多々羅大橋へと・・・
渡ったところで広島県に入ります。
広島と愛媛を結ぶ世界一の斜張橋
多々羅大橋
姉妹橋であるフランスのノルマンディー橋を超えて世界一の斜張橋になる。
優雅な姿は巨大なハープやはばたく鳥に形容される。広島県と愛媛県をむすぶ、まさに夢の架け橋。
■橋長1480m 主塔(支柱)間の距離890mのファン形斜張橋
多々羅大橋を渡りきった、瀬戸田PAで一度停まります。
休憩・・・というよりは名残惜しい。
という感情なのでしょう。
日もいい感じに傾いて来ました。
見た感じが端正な橋です。
さて、行くぞっ。
(17:18)
広島県最初の島は生口島です。
生口橋を渡っています。 端の自転車用道路は原チャリも走っています。(通行可)
造船所の景観の中にたたずむ橋
生口橋
やじろべえの原理でバランスをとりながら、ケーブルを張って造られる斜張橋を代表する橋。
多々羅大橋完成時でも世界第9位の規模を持つ。
■橋長790mのファン形斜張橋
このあたりは島と島の間があまりありません。
このような地形(島の間隔)でなければ、そもそも「しまなみ海道」の発想そのものが出なかったでしょうね。
そして最後の島となる因島へ・・・
因島大橋を渡ります。
上下二段構造の端正な吊橋
因島大橋
布刈(めかり)瀬戸にかかり、向島と因島をつなぐ、端正な美しさを持つ橋。
上下二段構造になっており、上部は自動車専用道、下部は自転車歩行者道が走っている。
■橋長1270mの吊橋
そして因島にて料金所を通過しました。(17:34でしたので、通勤割引が適用されました)
西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道) 50 分 (59.4 km)
ETC平日通勤割引 (6-9時、17-20時)50%OFF 2350円
まぁ心情的!?に、この金額でしたら許されるのではないでしょうか??
(ちょっと前までは1000円の時もありましたが・・・)
で、最後に新尾道大橋を渡ります。
これでコンプリート!?です。 (前回は尾道大橋の方を渡りました)
尾道と向島を結ぶ双子橋
尾道大橋・新尾道大橋
2つの橋は平行して架かる。尾道大橋は通勤通学や買い物など生活橋としての役割を果たしている。
一方の新尾道大橋は自動車専用道路。
尾道水道のライトアップにあわせて、夕暮れから新尾道大橋もライトアップされる
■尾道大橋:橋長385mの放射形斜張橋
■新尾道大橋:平成11年(1999年)5月1日開通
■新尾道大橋:546mのハープ形斜張橋
窓の外には尾道の街並みがっ。 今回は残念ながら・・・
尾道は人が少ない、落ち着いた時期にもう一度訪ねてみたいものです。
(なんせ去年のGWはすごかったので)
・・・というわけで
本州に戻って来ました。
しまなみ海道も終わり、もうすぐR2に達します。
やはり本州側も高速道路とは直結していないのですねぇ。
やはりラッシュアワーですから、道路もそれなりに混んでいます。
R2を降りて、交差するR184へと右折します。
これは尾道ICまでを繋ぐR184です。 新幹線の新尾道駅の前も通過しました。
しまなみ海道の両側を高速道路と直結させていないのは
それなりの理由があるのでしょうが、移動の手段としては橋そのものの部分が完成しているだけに
なにか惜しいような気がします。
たぶんこれから先の時間!?が解決していくのでしょうが・・・
ということで、山陽道 尾道IC INです。
「広島・北九州」という文字が見えて来ました。 西に来ましたっ。
だいぶ薄暗くなって来ました。
尾道~広島間は100kmはなかったにしろ、それなりの距離がありました。
このようにして「時間を買う」的な使い方をする分には、高速道路の存在ってありがたいですね。
出来れば、広島に行く前に呉などには足を伸ばしてみたかったのですが、
それは今後の宿題として残しておくことにします。
(今回はムリですねっ)
広島ICを降りたのは18:39でした。
あとはR54を市街に向けて南下していくのですが、道はそれなりに渋滞をしていました。
やはり広島は都会ですねぇ。
当初から、今日の予定はこんなの(宿の夕食には間に合わない)を想定していたので
予約はいわゆるシティホテルにしてあります。
広島風お好み焼きが待っている筈です。
本日の走行距離 460km
by chage_diary
| 2011-09-17 16:30
| お出かけ
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