2011 中国・四国【5】(2日目・その1)
2011年 09月 17日
徳島県 大歩危にて
見出しのページなどを作成しました。
2011.09.09(金)
さて、2日目の出発です。
行程がなんとなくわかるように貼ってみました。(線が適当ですみません)
JR琴平駅前です。
ここでR32を右折・・・
2日目、琴平を出発してからはR32を南下していきます。
今日の目的!?は 「高知県に触ること」 と 「瓶が森林道を走破すること」 が
大きな2つの軸となっています。
自分のクルマの経県値的には、高知県は是非とも足を踏み入れておきたいですし
このツーリングに出発する前の経県値です。 (赤が走ったことのあるところ・・・納車後、約3年半現在)
四国の屋根を走る、瓶が森林道も非常に魅力的です。 !(^^)!
ひと山越え、トンネルに入ります。
出発後、ほどなくして徳島県に入りました。 やはり香川県はこじんまりとしています。
あの池田高校のある池田にて、吉野川を渡りました。
ここからしばらくは吉野川沿いに走ります。
標識に高知・松山と両方の地名が見えています。
ワザと外したわけではありません。 四国は結構急な斜面に集落が多いような気がします。
R32を走っていると周囲のクルマのペースが単調だからなのでしょうか!?睡魔が襲って来ました。
そのようなタイミングで、ちょうど大歩危に到着したので停まってみます。
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)は2億年もの時を経て、
四国山地を横切る吉野川の激流に結晶片岩(けっしょうへんがん)が削られてできた渓谷です。
この辺りは四国山脈を越えるときに必ず通らなければならない場所で、
崖が切り立ち、川の流れも速く、古くからの難所として有名です。
そこで、「大股で歩くと危ない」という意味で「大歩危」、
「小股で歩いても危ない」という意味で「小歩危」と呼ばれるようになりました。
ここの駐車場にはコンビニはありますが・・・
肝心の渓谷をいい場所で観ようとすると、料金を取られるのですよ。(100円)
当然、そのようなお金は払いません。
ちょっと場所を動けば・・・
それなりに観られるところはあります。
ラフティング・・・なのでしょうか!?
土讃線が走って行きました。
更に1kmほどさかのぼった道の駅から・・・
今でこそ道路や線路があるので、苦もなく移動を出来るのですが、昔は大変だったのでしょうね。
先に進みます。
5年前に来た時は、この左側のかずら橋に宿を取りました。(経由した道は違いますが・・・)
吉野川をさかのぼり、高知県に入りました。
R32は四国の中では幹線道なのですが、それでもこんな山の中を走り続けます。
大豊町まできて、R32からR439へと入ります。
R439は酷道と称されるようですが、このあたりは快適な道でした。
今日の目的地は瓶が森林道ですから、
このままR439を西進して、R194を北上しても良かったのですが
なんとなくショートカットっぽい、早明浦ダムからのr17に魅力を感じました。
なのでここを右折・・・
早明浦ダムが見えて来ました。
早明浦ダム(さめうらダム)は、高知県長岡郡本山町と土佐郡土佐町にまたがる、
一級河川・吉野川本流上流部に建設されたダムである。
独立行政法人水資源機構が管理する多目的ダムである。
型式は重力式コンクリートダム、高さは106.0メートルで有効貯水容量は2億8,900万立方メートル、
利水容量は1億7300万立方メートルで、これは香川県内の全ため池(15,000ヶ所)の総容量に相当し、
吉野川水系における水資源施設の中核をなす四国地方最大のダムである。
吉野川の治水と四国地方全域の利水を目的に建設され、
このダムの水運用は四国地方の経済・市民生活に極めて多大な影響を及ぼす。
このため「四国のいのち」とも呼ばれ、四国地方の心臓的な役割を果たす。
ダムによって形成される人造湖はさめうら湖と呼ばれ、
2005年(平成17年)には本山町・土佐町・大川村の推薦により
財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれている。
四国が水不足になると、ニュース等に良くこの名前が出てくるので
存在そのものは、ず~っと昔から知っていました。
ダムの側部と思われるところを登って行き・・・
さめうら湖畔(さっき名前を知りました)に到着。 良く昔水没した建物がテレビに映っていますが、今は満水に近いようです。
上の写真を拡大してみました・・・あんなところにも集落があります。 行くのが大変そう。
あの赤い橋(たぶん上吉野橋)を渡って行くんだろうなぁ・・・
と思いながら走っていると・・・
なにやら、交通整理のおばちゃんが立っていて
「12:00までは通行止め」と仰っています。
まぁ、通れないと云えば話はそれまでなのですが・・・(この時点で11:00過ぎです)
後ろから来た地元のおっちゃんは、「今はだめかぁ?」くらいな感じで
おばちゃんと目配せ!?をして、もう一本の道に入って行きました。
今日のこの先のルートです。
それがさめうら湖の南岸を走っているr265でした。
r265を快!?走・・・前のおっちゃん、なかなかいいペースで走ってくれました。
それにしても。この道は距離を稼げないですねぇ。
わずか5km前後の直線距離を進むのに30分くらい掛かったような気がします。(汗)
しばらく走って橋(たぶん柚ノ木橋)を渡り、r17に再合流・・・
さっきよりは快走出来ます。(笑)
左折すると大川橋のようです。(なんせ後で地図を追いかけてるので・・・)
それにしても四国は山深いですねぇ。
やはり、こういう感覚は実際に走って、身体で感じて生まれるものだと思います。
今日のメイン(瓶が森林道)に到達する前に、しっかり楽しんじゃっています。
大川村の役場を過ぎてすぐのところです。 ここは信州なのかと・・・
ここは信州なのかと・・・(くどい)
小金滝 何気に高知県随一の落差を誇る滝・・・ の下流部らしいです。
ロクに進まないまま、お昼になってしまいました。
これを書いていくまで知らなかったのですが、
自分はひたすら吉野川の本流をさかのぼっていたようです。
r17を走っていくにつれて、なんかものすごい渓谷が随所に見られるようになりました。
こんなところや・・・
こんなところが・・・
いゃあ、まったくすごいです。
関東あたりでしたら、これだけの渓谷があれば一大観光地であってもおかしくないなぁ。
などと思ったりしています。
大歩危なんかよりよっぽど雰囲気があります。
通行量も少ないので、クルマを停めても何もおこりません。
走り続けて、やっとR194に突き当たりました。
さぁ、いよいよここを右折して「四国の屋根」に向かいます。
寒風山トンネル(秋田みたいだっ)の手前を右に分岐して登って行きます。(12:30頃)
山上は雲の中ですが・・・
by chage_diary
| 2011-09-17 16:50
| お出かけ
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