信州(温泉ツー) その6
2011年 08月 06日
龍岡城五稜郭というところです。(長野県佐久市)
2011.07.30(土)~31(日)
ロッジ・モーティブさんを発って、「蓼科スカイライン」に向かうことにします。
すずらん峠を越えて、この分岐を右に進みます。
なかなか雲は晴れませんねぇ。
久しぶりに来た女神湖に立ち寄ってみます。
いったい何年ぶりなのでしょうか!? 前に来た時の記憶が殆どありません。
女神湖からはほどなくして、蓼科スカイラインに入ります。
蓼科スカイライン(洞源湖~女神湖38.6Km)は林道大河原線・唐沢線・夢の平線の愛称です。
下界の残暑から逃れて、蓼科スカイラインのドライブを一日楽しんでみてはいかがでしよう。
標高2000メートル地点を走る道路から眼下に佐久平、眼前に浅間山や北アルプスの山々を眺めれば爽快そのもの。
沿線には美笹ファミリーランドや市内最高地点双子山など見どころがたくさん。
春の芽吹き、秋の紅葉は一見の価値あり。山歩きができる支度で出かけたほうが楽しみが広がります。
スカイラインとは云っても、林道の集合体のようです。
少し前までは、路面も悪かったようなのですが・・・
実ははじめて走るのです。
雨上がりの林道はかなりの水が流れた跡がありました。
途中、トキンの岩というところに寄ってみました。
蓼科スカイラインわきにある。「トキンの岩」と看板があり、ちょっとした岩山がそびえる。
約5分で登ることができる。眺望も良く、大河原峠や佐久平、浅間連峰が見渡せる。
まぁ、こんな天気ですから何も見えないでしょうが
話のタネ!?に登ってみます。
登るのは(気分的には)一瞬なのですが、結構な岩山です。
てっぺんにある石の祠
高山植物!?が咲いていました。
雨にむせびます。
少しづつ秋の足音がっ。
ちょっとした寄り道気分でした。
これも天気が良かったら、すごい景色なんだろうなぁ・・・
更に進み、大河原峠に到着しました。
結構、にぎわっています。
大河原峠(おおがわらとうげ)は、長野県佐久市(旧望月町)にある峠である。標高は2,093m。
峠の頂上には大河原ヒュッテという山小屋(通年営業)があり、その道沿いには駐車場が設置されていて、
遠くの景色を遠望ことができる。またその場所は蓼科山の登山道入り口にもなっている。
付近には双子山 (2,223.8m) がある。
それほど登ったつもりもなかったのですが、標高2,093mですか!?
合羽を着た子供達がバスで来ていました。 蓼科山にでも登るのでしょうか!?
お後はひたすら佐久方面に下って行きます。
美笹湖というらしいです。
r50を下って行きますが、その辺の村道と同じです。
佐久の町並みが見えて来ました。
ここから先はどうやって帰ろうかと思って地図を見ていたのですが、
今まで通ったことのない田口峠という道を見つけました。
今までに長野~群馬を結ぶ峠はあらかた通ったと思っていたので、
新鮮な!?気持ちで走れるこの峠を通って帰ることにしました。
その前に龍岡城五稜郭という標識があったので、寄ってみることにします。
龍岡城(たつおかじょう)は、長野県佐久市にある近代城郭跡。
龍岡藩の藩庁が置かれていた。日本に二つある五芒星形の西洋式城郭のうちの一つであり、
もう一つの西洋式城郭である五稜郭から龍岡五稜郭や桔梗城とも呼ばれている。国指定の史跡。
五稜郭と云えば函館にあるのが圧倒的に有名ですが、こちらにもあるのだけは知っていました。
実際には「そこらへんにあるお堀」くらいな感覚でした。(失礼ですね)
周囲は畑か普通の住宅しかなく、城の中は学校として使われているようです。
結局、クルマで周囲をふらふらして終わってしまいました。
龍岡城をあとにして、r93を田口峠に向け東進します。
辺りの風景がいいものですから、クルマを停めて写真を撮ったり・・・
田舎の川・・・という感じでした。
たぶん菊を栽培していると思ったのですが・・・
道沿いがいい感じの渓流になっていきます。
途中に雨川ダムが見えて来ました。
たいしたことのない池かと思っていたら・・・
水の色が深い青で、思っていたより大きい湖でした。
上流まで上って行きました。
その先は道が2車線相当からだんだん狭くなって行き・・・
「日本で一番海から遠い地点」などというところもありました。(徒歩でないと行かれません)
国土地理院の平成8年の夏休みの相談会で、「海から最も遠い地点はどこですか?」という質問が
筑波大学の学生から寄せられました。
一見素朴で簡単そうな質問ですが、国土地理院の専門家ですら、即答はできませんでした。
回答は後日にということで、国土地理院の担当者は、「日本で一番海から遠い地点」を求める方法を考えます。
あらかじめ、概算によって求めた候補地に、コンピュータにより内接する円を求め、
これをもとに求めた最遠地点を割り出すという手法で、ついに「日本で一番海から遠い地点」が特定されました。
長野県佐久市田口字榊山209-1(旧臼田町)です。
海岸線までの球面距離は、
1.静岡県富士吉田市田子の浦港まで=114.853km
2.新潟県上越市直江津まで=114.854km
3.神奈川県小田原市国府津まで=114.861km
4.新潟県糸魚川市梶屋敷まで=114.866.km
です。
ちなみにこの測定で判定された「日本で二番目に海から遠い地点」は、
北海道美瑛岳の東約7kmの地点で、海から距離は108.2kmでした。
歩くのが大変なので行きませんでしたが・・・そのうち。
あまり勾配のないまま、すこしづつ上って行きました。
そして到着っ。
田口峠は長野県臼田町と群馬県下仁田町を結ぶ県道下仁田臼田線の峠です。
ただし、峠そのものは臼田町内で完結しているので、厳密には長野の峠になります。
峠の南の臼田町広川原地区はどうみても群馬側にあるのに不思議なことです。
峠と云えば境ですから、普通は「○×村」とか「▲□県」とかの境界標識が出てくるものと思っていましたが
ここにはありませんでした。
確かにめずらしいです。
この峠の北側はR254の内山峠、南側はR299の十石峠ですがどちらも県境ですから・・・
まだ7月の末ですが秋の気配!?
下り始めます。
峠の手前(佐久側)も路面は濡れていましたが、
朝の天気予報を見たところ、この辺りは今朝方までかなりの降雨があったみたいです。
なので、木々に隠れたところはまだまだ濡れたままです。
道路上にヒキガエルも歩いていました。
山霧のなか、どんどん下って行きます。
ちなみに田口峠・・・このような感じで、エライ勢いのつづら折りを下って行きます。
つづら折りの道路が見えます・・・の絵
斜面から流された木の枝等が路面に散乱しています。
立派な杉の木です。
さすがに距離は稼げませんねぇ。
まぁ、自分で選んで入って来た道ですから・・・
by chage_diary
| 2011-08-06 09:20
| お出かけ
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